エマソンと提携
2024-12-20 09:25:38

韓国のLowCarbon社、エマソンと持続可能な成長を目指す提携を発表

韓国のLowCarbon社とエマソン、持続可能な成長へ向けて手を組む



2024年12月12日、韓国のガンジンで、著名なカーボンテック企業であるLowCarbon社と、産業技術のリーダーエマソンの間で画期的なパートナーシップが発表されました。この提携は、高度な測定およびオートメーション技術の導入を通じて、韓国におけるカーボンニュートラルの達成と持続可能な成長を目指すものです。両社の基本合意書(MoU)には、エマソンのCTOであるピーター・ゾーニオ氏と、LowCarbon社のCEOであるイ・チョル氏が署名しています。

エマソンは、LowCarbon社が手がけるCO2分離回収利用・隔離(CCUS)と、直接空気からの二酸化炭素を取り除く直接空気CCUS(DACCUS)の技術を最適化するために、オートメーション技術とソフトウェアを提供します。これにより、LowCarbon社は設計した施設の効率的な運営を実現し、国内外の環境基準を満たすための準備を進めることができます。

LowCarbon社のCEOであるイ・チョル氏は、「エマソンとの協働により、当社の施設の商業開発を加速させ、二酸化炭素排出量の測定、報告、検証の国際的な基準を策定することが可能になります」と語っており、エマソンとの協力がもたらすポジティブな影響を強調しています。

エマソンのオートメーション技術は、CCS(炭素回収と隔離)、精製、圧縮、液化から、輸送、永久隔離までのCCUSバリューチェーン全体を通じて成功を収めており、顧客の運用を支援するための豊富な専門知識を有しています。特に、回収されたCO2を正確に算定するためのエンジニアリングやモデリングツールの導入において、エマソンはそのリーダーシップを発揮しています。

エマソンのCTO、ピーター・ゾーニオ氏は、「我々の技術を使ってカーボンフットプリントを文書化し、LowCarbon社の運用の最適化に貢献することができます」と言い、パートナーシップの意義を説明しています。この提携によって、エマソンは持続可能な技術の導入を巧みに進め、クリーンエネルギー社会の実現に向けた努力を続けていくことでしょう。

今回の提携は、持続可能な未来の実現に繋がる重要な一歩とされており、韓国のみならず、世界中の環境問題に対する解決策を模索するための刺激となることでしょう。また、LowCarbon社の革新的な技術がどのように発展していくのかも、多くの産業界から注目されています。今後もこの動向に目が離せません。


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会社情報

会社名
日本エマソン株式会社
住所
東京都港区芝浦1-2-1シーバンスN館17階
電話番号
03-4572-6800

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