スギヤマタクヤ個展「Reincarnation」
2024-07-10 10:30:06

生命の循環を表現する抽象画!スギヤマタクヤ個展「Reincarnation」がYUGEN Galleryで開催

生命の循環を描いた抽象画! スギヤマタクヤ個展「Reincarnation」がYUGEN Galleryで開催



現代アートギャラリー「YUGEN Gallery(東京・表参道)」では、画家スギヤマタクヤの個展「Reincarnation」が2024年7月20日(土)から8月6日(火)まで開催されます。

スギヤマタクヤ氏は、深遠な自然美と生命のダイナミズムを感じさせる抽象絵画作品で知られています。多摩美術大学で空間設計とデザイン理論を学んだ後、アメリカ・ニューヨークのAGORA GALLERYで作品が取り扱われたことをきっかけに画家として活動をスタートしました。国内外で個展やアートイベントを開催し、精力的に作品を発表しています。

今回の個展「Reincarnation」では、具象と抽象の境界線を曖昧にした約20点の絵画作品に加え、鞘に描画を施した日本刀、自作の散文なども展示されます。スギヤマ氏自身にとって初めての試みとなる、絵画作品から連鎖的に展開するインスタレーション構成も注目です。

「Reincarnation」に込められた生命への深い洞察



個展タイトル「Reincarnation」は、「輪廻」「生まれ変わり」を意味します。スギヤマ氏は、植物が枯れて葉が落ち、大地に還る過程も死として終わるのではなく、生の循環の中で起こる現象、うつろいゆく生命の一局面であると捉えています。本展では、生命が長い時間の中で深まり、多様に影響し合いながら広がり、うねりを生み出す様子を表現しています。

日本刀が象徴する生命の美しさ



コラボレーション作品として展示される日本刀も、生命のうつろいの象徴として注目されています。砂鉄と木炭の変化によって生まれる日本刀は、エネルギーの結晶化であり、生命現象そのものと言えます。武器という概念を取り除けば、生命の美しさが際立ちます。スギヤマ氏の作品に一貫して見られるテーマを、この日本刀を通して理解することができます。

人間の意図を超えた生の反応



スギヤマ氏は、構想や下絵の準備なしにキャンバスに向き合い、そこに線が形をなし、色が反応していくままに作品を描きます。人間の意図や固定観念を排除した、生の反応こそが彼の創作の根底にあるのです。ギャラリーという有限の空間の中で、無限にうねりゆく生命エネルギーを感じることができる、そんな個展となっています。ぜひ会場に足を運んでみてください。

個展概要



会期:2024年7月20日(土)~8月6日(火)
会場:YUGEN Gallery(東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル4F)
開館時間:平日 13:00〜19:00/初日・土日祝 13:00〜20:00
入館料:無料

スギヤマタクヤ氏について



1987年神奈川県生まれ。多摩美術大学環境デザイン学科卒業。アメリカ・ニューヨークの「AGORA GALLERY」で作家活動をスタート。絵画作品だけでなく、アパレルブランドとのコラボレーション、店舗ディスプレイ、映画出演、舞台脚本・演出など、多岐にわたる活動を展開しています。

YUGEN Galleryについて



YUGEN Galleryは、東京・表参道の現代アートギャラリーです。国内外の新進気鋭の現代美術作家を起用し、ジャンルにとらわれない幅広い作品を展示しています。公式サイトでは、日本語と英語のマルチリンガルで作品のオンライン販売も行っています。

株式会社ジーンについて



株式会社ジーンは、デジタルマーケティング事業、アート・メディア事業、ライフスタイル事業を展開する企業です。デジタルマーケティング事業では、インターネット広告を活用したコンサルティングサービスを提供しています。


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