立山紘写真展「雪遠郷」
2020-01-16 14:17:22

写真家・立山紘氏、冬の絶景写真展「雪遠郷~ふゆのね」開催中!武蔵境駅前でロングラン

写真家・立山紘氏 写真展「雪遠郷~ふゆのね」開催中!



JR中央線武蔵境駅北口にある駅前コミュニケーションスポット「QuOla」にて、写真家・立山紘氏の写真展「雪遠郷~ふゆのね」が開催されています。2月下旬までのロングランで、期間中には展示作品の入れ替えも予定されているとのことです。

都会のオアシスで感じる、雪国の息吹



本展では、立山氏が長年撮り続けてきた雪国の圧倒的な自然風景を、多数の写真で展示。自然光が降り注ぐエントランスホールと階段スペースを利用した展示は、来場者にとって、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒やしの空間となっています。

雪原や野生動物のダイナミックな姿、そして、冬独特の静寂と厳しさ、そして生命力を感じさせる写真の数々は、来場者の心に深く響くことでしょう。まさに、都会の真ん中に現れた冬のオアシスと言えます。

立山紘氏、冬の深遠を表現



立山氏は、エッセイや詩歌、童話、短編小説などを執筆する文筆家としての顔も持ち、写真家としての活動と並行して、ライフワークとして雪国の取材を続けています。

本展で展示されている作品は、氏の著書『ふゆぼん』『ふゆのね』(いずれも創英社/三省堂書店刊)を中心にセレクトされています。これらの作品では、雪国の自然やそこに生きる生き物たちとの共存、冬の厳しい環境の中で芽生える生命力などが、美しい写真と詩情豊かな文章で表現されています。

展示作品の一部



展示されている作品は、北海道を中心に日本の冬の風景を捉えたもの。根室の冬の風景、嵐の予兆や静寂など、冬の様々な表情が写し出されています。動物と人間の共存、冬と生きとし生けるものとの共生、日本の冬のありのままの姿が、100点以上にわたる写真で表現されています。

写真家からのメッセージ



立山氏は、本展へのメッセージとして、「降り積もる深雪、連なる群氷。その一粒一片が、新たな芽吹きの確かな礎。生きとし生けるもの、其のあらゆる営みの源流が「冬」という季節に集約されているような、そんな浪漫に魅せられて遙か雪遠の旅を続けています。」とコメントしています。

立山紘氏プロフィール



東京都出身、在住。文筆家兼フォトグラファー。

受賞歴
短編エッセイ「ポケット」(随筆春秋年度賞:平成26年度)
フォト作品「まっさらな朝」(北アルプス山麓~私の一枚~フォトコンテスト小谷村長賞:平成27年度)

主要著書
冬フォトエッセイ『ふゆぼん』(2015年、創英社/三省堂書店)
ドキュメンタリーフォトエッセイ『ふゆのね』(2017年、創英社/三省堂書店)
心象フォトエッセイ『「想」東京』(2019年、創英社/三省堂書店)

展示概要



場所: JR中央線武蔵境駅北口 駅前コミュニケーションスポット「QuOla」エントランスホール&階段スペース
* 期間: 2020年2月27日(予定)まで(施設開館時間中にご覧いただけます)

この機会に、立山紘氏の感性と技術が凝縮された、息を呑むような冬の絶景をぜひご自身の目で確かめてみてください。

会社情報

会社名
株式会社三省堂書店
住所
東京都千代田区神田神保町1-1(現在:神田小川町2-5 10F)三省堂書店ビル8F 
電話番号
03-3291-2295

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