京都発！AIプロダクト支援サービスで品質向上を実現

株式会社Ready to Bloomが新サービスを開始

2025年1月24日、京都府京都市に本社を構える株式会社Ready to Bloomが、AIおよび生成AIプロダクトの品質向上と商用化を支援する新サービスの提供を開始しました。このサービスは、革新的なAIプロダクト案を実現に導く「ラストワンマイル」支援として注目されています。

頼もしい背景

生成AI技術は急速に発展しているものの、精度や品質には未だ多くの課題が残っています。データの整備や工数が求められ、高品質なAIプロダクトの開発に苦労している企業や開発者が多いのが現状です。特に、AIによって出力される精度が不安定であるため、市場に製品を上げることすら難しいケースもあります。このような課題を解決すべく、Ready to Bloomは専門人材を活用したサービスを導入することにしたのです。

専門人材による前向きなアプローチ

同社は、アフリカでITエンジニアの教育訓練とシステム開発を行ってきた経験を基に、訓練されたアフリカ人材を起用し、以下のようなサービスを提供します。
1. データ管理業務
- アノテーションやクレンジングによるデータの品質向上
- メタデータの付与やデータラベリング
- データの検証と品質チェック

2. AIモデル開発支援
- バイアスを見つけ修正
- トレーニングデータの選別
- 人間による出力結果の精査と評価
- 異常データの特定とファインチューニング

3. 定常運用時のサポート
- 手作業によるアウトプットのチェック
- ユーザーが提供するサービスの品質確保

具体的なサービスの成功事例

Ready to Bloomのサービスを利用した一例として、コンサートの参加者の写真販売プロジェクトがあります。
従来、武道館でのコンサートを想定した際には、1万人の参加者の中から特定の属性の人物をモザイク処理することが難しく、商用化が実現できない問題がありました。しかし、専門人材によるきめ細やかな画像チェックと選択的モザイク処理を施すことで、正確かつ迅速に対応し、新たなビジネスモデルへの道が開かれました。

ミッションによるビジョンの共有

株式会社Ready to Bloomは「Breaking Borders, Building Futures」のビジョンを掲げ、アフリカの雇用問題を解決しつつ、日本国内の労働力不足に応えるため、技術力を持つ人材をオンライン上で貸し出す「Leap」を提供しています。このように、グローバルな視点から日本のビジネスシーンを支援する役割を果たしています。