NPO法人エティック、災害支援プロジェクトをスタート
東京都渋谷区に拠点を置くNPO法人エティックは、災害救助法が適用される地域の復旧・復興に向けた新たなプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、能登半島や大船渡市で発生した自然災害に対する支援を行うための実行団体を募集しています。
休眠預金の活用による復興支援
NPO法人エティックは、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)の支援を受け、地域の共助力を高めるための施策を推進しています。具体的には、休眠預金等を活用した「地域中間支援組織による防災・災害支援事業」がその中心となります。この事業は、社会的課題の解決を目指して2018年に制定された「休眠預金等活用法」に基づいており、主に10年以上取引のない預金を活用します。
今回の公募の概要
現在、エティックは災害支援コースの第二回実行団体の公募を行っており、応募締切は11月7日です。このコースでは、災害発生後に地域の共助力を高める団体に最大1000万円の助成金を支給し、2026年から2027年にかけて実施されるプロジェクトに資金を提供します。
支援内容の詳細
- - 助成金額: 各団体に500万~1,000万円
- - 助成期間: 2026年1月から2027年2月の6~12ヶ月
- - 採択団体数: 1~2団体(総額1,216万円の範囲で決定)
- - 支援対象地域: 2024年9月21日から公募終了日までに、災害救助法の適用を受けた地域
このプロジェクトでは、特に災害後の復旧・復興に力を入れ、地域に根ざしたまちづくり団体や中間支援組織の活動を支援します。
公募説明会の開催
公募の詳細については、エティックのウェブサイトにて確認できるほか、10月15日の公募説明会に参加することで、直接質問や相談が可能です。