日本情報通信、Alteryx社との契約締結
日本情報通信株式会社(以下、NI+C)は、データ分析とAI分野で著名な米国のAlteryx社と新たにリセラー契約を結びました。この契約により、NI+CはAlteryx製品の販売及びその関連サービスを提供することとなります。これにより、データ利活用を支える新たな一歩が踏み出されます。
データ利活用ニーズの高まり
近年、企業におけるデータ活用の重要性は急速に増しています。データを集め、加工し、分析する「データプレパレーション」は、その過程において欠かせない工程となっており、NI+Cはこの領域に特化した製品とサービスを提供することで競争力を高めていきます。
特にAlteryx社の製品は、世界中で多くの企業に導入されている実績があり、ユーザーから高い評価を受けています。NI+Cはこのパートナーシップを通じて、データ利活用ビジネスのさらなる拡大を目指します。
Alteryx製品の特長
Alteryxは直感的なインターフェースを持ち、ノーコードで操作できるため、専門的な知識を持たないビジネスユーザーでも簡単にデータを活用できます。ノーコードでデータの集計や加工、分析するために必要なワークフローをドラッグ&ドロップで設定できるのです。これにより、データサイエンティストだけでなく、ビジネスで情報を使う全ての人々がデータを最大限に活用できる環境が整います。
さらに、Alteryxはインメモリ処理を採用しており、高速なデータ処理を実現しています。100以上のデータソースに接続でき、幅広い業種のニーズに応えることが可能です。
NI+Cが提供するサービス
NI+CはAlteryx製品のライセンス販売に加え、顧客企業の導入から定着に至るまで包括的なサポートを行います。具体的なサービス内容には以下のものがあります。
- - スタートサービス:特定の業務を対象にNI+CがAlteryx化を実施し、初期トレーニングやQA対応を行います。期間は約2か月です。
- - トレーニングサービス:サンプルデータをもとに、高頻度で使用される機能を中心にトレーニングを実施します。
- - データ活用伴走サポート:顧客の不明点を解消するための対面での質問会を開催し、QA対応を行います。
- - 移行アセスメントサービス:他社ツールで作成したデータ加工フローの移行可否やその影響を検証します。
- - 移行支援サービス:他社ツールで作成したフローの移行作業を支援します。
これらのサービスを通じて、NI+Cは顧客のデータ活用を促進し、業務の効率化を図る手助けをします。
日本情報通信株式会社について
NI+Cは1985年に設立され、2025年には40周年を迎えます。システム開発からクラウド化、データ統合、AIによる分析、セキュリティ、ネットワークサービスなど広範なサービスを提供し続けています。「おもひをITでカタチに」というスローガンのもと、お客様の経営課題解決に貢献する真のパートナーを目指しています。
今後のデータ活用業界の発展に寄与する為、NI+CはAlteryx社とのパートナーシップを強化し、より多くの顧客に優れたサービスを提供していく予定です。