MINI有休取得応援プロジェクト
2015-06-24 13:30:01
MINI「有休取得応援プロジェクト」で日本の休暇事情に風穴!日本コカ・コーラも参加表明
MINI「有休取得応援プロジェクト」:日本の休暇文化を変える革新的な試み
近年、日本の労働環境における深刻な問題として注目されているのが、有給休暇の取得率の低さです。多くの企業で、社員が有給休暇を十分に取得できていないという現状があります。この問題に対し、BMWグループ傘下のMINIが、画期的な取り組みを展開しています。それが「有休取得応援プロジェクト」です。
日本のビジネスパーソンを取り巻く休暇事情
MINIが実施した調査によると、日本の会社員の有給休暇取得予定日数は平均7.9日と、国際的な水準と比較して著しく低いことが判明しました。さらに、十分な休暇を取得できていると感じる人はわずか14%にとどまりました。その理由として、仕事の忙しさよりも「同僚や上司への配慮」を挙げる人が多く、日本のビジネスパーソンが抱える独特の社風や労働観が浮かび上がります。
MINI CROSSOVER無料貸し出しで有休取得を促進
この調査結果を受け、MINIは「有休取得応援プロジェクト」を始動。8月末までの期間限定で、全国の会社員を対象に、MINI CROSSOVERを無料で貸し出すという大胆な企画です。応募資格は、有給休暇を取得することのみ。応募開始以来、14,000件を超える応募が殺到し、その人気ぶりがうかがえます。
日本コカ・コーラも参加表明!
このプロジェクトは、一般向けに加え、日本コカ・コーラ社員向けにも展開されることになりました。日本コカ・コーラ社は、社員のワークライフバランスを重視しており、このプロジェクトへの参加は、その姿勢の表れと言えます。柔軟な働き方改革を推進する企業が増える中、企業文化と休暇取得の意識改革は、今後の日本の労働環境における大きな課題です。
MINIが目指すもの
MINIは、このプロジェクトを通して、単に車を貸し出すだけでなく、日本の休暇文化に風穴を開け、人々がより充実した休暇を過ごせる環境作りに貢献したいと考えています。ドライブを通じて人生を豊かにする機会を提供することが、MINIのブランドミッションの一つ。今回のプロジェクトは、その理念を体現する取り組みと言えるでしょう。
「MINI Crossover Marine」「MINI Crossover Sunlight」と連動したキャンペーン
今回のプロジェクトは、日本限定モデル「MINI Crossover Marine」と「MINI Crossover Sunlight」の発売と合わせて展開されています。これらのモデルは、「非日常への冒険」をコンセプトに開発されたもので、休暇を楽しむための最適な相棒と言えるでしょう。
まとめ:持続可能な社会に向けた企業の責任
MINIの「有休取得応援プロジェクト」は、企業が社会課題解決に取り組む姿勢を示す、好例と言えるでしょう。単なるマーケティング活動ではなく、持続可能な社会の実現に向けて、企業が積極的に行動していくことの重要性を改めて認識させられます。今後、他の企業も同様の取り組みを模索し、日本の労働環境改善に貢献していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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ビー・エム・ダブリュー株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-9-2グラントウキョウ サウスタワー
- 電話番号
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