新しい社会起業家を育成する「JICA BLUE Academy」
株式会社ボーダレス・ジャパンが推進する「JICA BLUE Academy」の3期のエントリー受付が、2025年12月10日から始まります。このプログラムは、JICA(独立行政法人国際協力機構)から委託を受け、海外協力隊経験者を対象にした社会起業家育成を目的としています。
プログラムの目的
このプログラムは、JICA海外協力隊としての経験を生かし、参加者が社会起業に挑戦できるよう支援を行います。これまでの2期生のフィードバックによって、社会起業とは具体的なビジネスプランを持つことであるという理解が深まってきました。参加者は仲間とともにビジネスプランを磨き上げ、自身の想いを明確にすることができる環境が整っています。
プログラムの内容
「JICA BLUE Academy」では、3か月間にわたり、社会性と経済性を兼ね備えたソーシャルビジネスを学び、創出し実装するためのトレーニングが行われます。具体的には、世界14カ国でのビジネス展開の経験を持つボーダレスジャパンの専門知識を基に、メンターとして起業家やビジネスのプロフェッショナルが参加者をサポートします。これにより、実践的な知識を持った社会起業家が育成されることを目指しています。
フォローアップとコミュニティの形成
プログラム修了後は、参加者同士のネットワーク形成にも力を入れています。卒業生同士が協力し合いながら、社会へのインパクトを広げていく姿勢が大切です。フォローアップセッションも設けられており、継続的な学びと成長を推進していきます。
参加者の声
2期生からは、「新しい仲間ができたことで自分のビジネスプランが進化した」「ソーシャルビジネスが具体的な行動に変わった」などの感想が寄せられています。また、「この事業を本気で社会に広げる覚悟があるのか」という問いに向き合う中で、大いなる成長を実感したという声も多く見受けられます。
説明会について
プログラムへの理解を深めるための説明会も開催されており、2期生の参加者によるパネルディスカッションも予定されています。これは参加希望者がプログラムに参加することで得られる経験を具体的にイメージできる貴重な機会です。説明会の多くはオンラインで行われ、参加が容易である点も魅力です。
参加資格と応募方法
参加対象は、JICA海外協力隊経験者(帰国から原則20年以内)で、社会起業に挑戦したいと考えている方です。また、年齢不問であり、学び合い成長する意欲がある方からの応募を歓迎しています。応募は公式サイトから行うことができ、参加費は無料です。
このプログラムは、ただのビジネス学習ではなく、参加者一人ひとりの人生に影響を与え、社会に対する見方やアプローチを変える重要なステップになることでしょう。ぜひ、多くの方々がこの機会を活用し、社会貢献につながるアクションを起こしていただきたいと思います。