株式会社NOEXCUSEは、2024年4月17日に開始した「RICCAR(リッカー)ニードルパンチミシン」のクラウドファンディングプロジェクトが、目標金額の931%、総額4,657,730円の支援を集め終了したことを発表しました。
このプロジェクトは、ミシンの老舗ブランド「RICCAR(リッカー)」の商標権を取得した同社が、リッカーミシンの復活に向けた第一弾として展開したものです。
ニードルパンチミシンは、糸ではなく針で刺繍糸や毛糸を生地に埋め込むことで、様々な模様や絵を描くことができる革新的なミシンです。毛糸やコットン、ウール地、オーガンジーなど、様々な素材を組み合わせることで、想像力を掻き立てる自由な作品作りを楽しむことができます。
糸を使わないため、糸掛けや糸が絡まる煩わしさもなく、お子様から高齢の方まで、幅広い年齢層が手軽にハンドメイドを楽しめる点が魅力です。
プロジェクト開始からわずか1時間で目標金額を達成し、その後も多くの支援が集まりました。支援者からは、「早く形にしたくてうずうずしています」「どんなものが作れるかワクワクしています」など、熱い期待の声が寄せられています。
株式会社NOEXCUSEは、今回のクラウドファンディングの成功を受け、支援者への先行お届け準備とともに、一般販売に向けた準備を進めています。また、「RICCAR(リッカー)」復活の第二弾、第三弾と新たな展開を予定しており、ミシン業界全体の活性化に貢献していくことを目指しています。
昭和40年代、家庭用ミシンは生活必需品として多くの家庭で使われていました。その流れを支えていたのが、リッカーを含む国内のミシンメーカーたちでした。特にリッカーは国内家庭用ミシンのトップシェアを誇り、日本三大ミシンメーカーとして名を馳せていました。
「電子のお針箱」というキャッチコピーで人気を博したマイティシリーズは、テレビCMでも話題となり、人々の生活に深く根付いていました。
2022年に株式会社NOEXCUSEがリッカーの商標権を取得したことで、往年の名ブランドが再び注目を集めています。今回のニードルパンチミシンは、リッカーミシンの復活に向けた第一歩であり、今後の展開が期待されます。