福岡市の株式会社ジャリアが新たに「AI社長」を導入
福岡市博多区に本社を構える株式会社ジャリアは、広告代理業や不動産管理、ブランド開発などを手がける企業です。この度、「AI社長」という画期的な社内向けAIチャットサービスを導入し、業務支援を図ることとなりました。
株式会社ジャリアとは?
同社は、福岡・博多祇園に拠点を置く多角的な事業運営を行っており、その中心地には最先端のオフィスビル「スタービル博多祇園」があります。訪れる方々に「おもてなし」を重視した高品質なサービスの提供を心がけています。
「AI社長」導入の背景
「AI社長」の導入は、スタービル博多祇園で2025年から稼働予定のAIコンシェルジュサービス「AIスタービル」と連携しています。この新たなサービスは、社員の業務効率を高めると共に、顧客への高品質なおもてなしを確保することが目的です。
今回の導入にあたっては、社内全体に「企業が本来の力を最大限発揮できる場を作る」という理念を浸透させることが重要です。AIはコンシェルジュスタッフの知識を定着させ、接客品質の標準化を助ける役割を果たします。
「AI社長」の特徴
「AI社長」には以下のような機能が備わっています:
1. 24時間対応のバーチャル相談窓口
社員は自分のよく使うコミュニケーションツールから「AI社長」へ自由に質問でき、必要な情報に迅速にアクセスできます。
2. RAG技術の活用
社内で保有する情報をリアルタイムに検索し、関連する回答を即座に提供します。この方法により、効率的で的確な情報提供を実現しています。
3. 専門的なカスタマイズ
THAの専門チームが企業独自の経営理念や文化を反映したAIを設計しており、ビジネスにおける特有の知識にも対応しています。
これにより期待される効果
「AI社長」の導入によって、業務のナレッジが一元化され、業務中の疑問が即解決されるようになります。また、地域に特化した不動産情報の即時取得が可能となり、クライアントへの迅速な対応が期待されているのです。
さらに、おもてなしの質を向上させるためのアドバイス機能も搭載されており、来訪者のニーズに即応できる体制が整います。これにより、スタッフ全員が同じレベルのサービスを提供できるようになり、顧客満足度の向上にも寄与します。
代表者の声
株式会社ジャリアの代表取締役である星山創氏は、「AI社長の導入で、私たちの理念であるおもてなしの精神を社内全体に浸透させられました。スタッフが自信を持って応じられ、質の高いオフィス運営を実現していきます」と述べています。
また、株式会社THAの代表理事である西山朝子氏は、「ジャリア様の素晴らしいおもてなし文化をAIの力でさらに輝かせる手助けができて嬉しい。AI社長が社員の創造性を引き出しながら進化し続けることを楽しみにしています」と語っています。
この取り組みを通じて、株式会社ジャリアは福岡から新しいおもてなしの形を発信し続けることでしょう。未来のビジネス環境に順応し、高品質なサービスを提供する試みに期待が高まります。