レーザー計測を導入するためのオンラインセミナー
2025年8月6日、水曜日に開催される土木Base CSTのオンラインセミナー「現場で活かす!レーザー計測の基礎と活用」のお知らせです。このセミナーでは、株式会社FLIGHTSの測量士で技術士(建設部門)の石山斉が登壇し、建設業界で役立つ3次元計測技術の導入方法を紹介します。
今、なぜレーザー計測か?
現在、日本の建設業界は人手不足という深刻な問題を抱えています。就業者の高齢化に伴い、若年層の入職者が減少している今、熟練した技術者の知識をどのように継承していくかが大きな課題です。これに対処するためには、業務の効率化が求められ、「建設DX(デジタルトランスフォーメーション)」が急務となっています。特に、測量や出来形管理の分野でレーザー技術を活用することは、業務の生産性を飛躍的に向上させるための鍵となります。しかし、「導入にあたり何から始めればいいのか」「高価な機材をうまく使いこなせるか心配」という声も多く、企業が導入に踏み切れない状況もあります。
本セミナーの目的と内容
本セミナーは参加者に、「自社でもレーザー計測を導入できる」と自信を持っていただくことを目指しています。単なるCPDSの単位取得だけでなく、レーザー計測の具体的な活用法を学び、導入への道筋を描くことができます。
他社セミナーとの違い
1.
現場の専門家が登壇:石山斉氏は、実務に基づいた具体的な内容を提供します。単なる理論ではなく、実際の現場での経験に基づいた視点で、実用的なアドバイスを受け取ることができます。
2.
メーカーの視点からの解説:FLIGHTSで開発したドローン搭載型LiDAR(UAVレーザー)の技術や導入のポイントについて、製品の開発者から直接学ぶことができます。
3.
包括的な学習内容:基礎から最新事例まで、様々な知識を得られるように構成されています。初心者でも理解できるような解説となっており、具体的な活用事例も紹介します。特に、UAVレーザーとハンドヘルド型レーザーそれぞれの利点や運用方法について詳しく学べます。
開催概要
- - セミナー名:現場で活かす!レーザー計測の基礎と活用〜ICT施工で求められる出来形管理とハンドヘルド型レーザースキャナーで始める点群活用〜
- - 開催日時:2025年8月6日(水) 13:30 - 15:00
- - 開催形式:オンライン(Zoom)
- - 対象者:全国の建設事業者、3次元計測の導入を検討されている方。なお、本セミナーを受講するためには「土木Base」への会員登録が必要です。
- - 認定プログラム:一般社団法人 全国土木施工管理技士会連合会「継続学習制度(CPDS)」認定プログラム(2ユニット)
- - 登壇者:株式会社FLIGHTS 石山 斉(測量士、技術士(建設部門))
- - 主催:株式会社コンピュータシステム研究所(宮城県仙台市)
セミナーの詳細や申し込み方法は、以下のリンクからご確認いただけます。
セミナー詳細・お申し込みはこちら(会員限定)
登壇者プロフィール
石山 斉
大手空間情報企業での経験を持ち、建設コンサルタントとして様々なプロジェクトに従事しています。資格としては測量士や技術士(建設部門)を保持し、リモートセンシングやGISシステム開発にも取り組んできました。
彼は、現場での実務経験を活かし、効果的な測量技術の実践的な知識を提供することができます。
FLIGHTS社について
株式会社FLIGHTSは、建設業界の計測業務を効率化するために、ドローン技術などを用いたソリューションを提供するスタートアップです。市場のニーズを捉えた「FLIGHTS SCAN」や「FLIGHTS CONTROL」などの製品を開発し、建設現場のデジタル化を推進しています。最新の技術を駆使して、業務の革新を目指しています。