住友林業がアリゾナ州フェニックスに賃貸住宅を開発
住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎)の100%子会社であるCrescent Communities, LLC(CEO: Jay Curran)は、米アリゾナ州フェニックスに新たな賃貸集合住宅「NOVEL Norterra」を開発することを発表しました。このプロジェクトの背景には、アメリカの半導体製造拠点としての成長を支えるための住宅需要の高まりがあります。
プロジェクトの概要
「NOVEL Norterra」は、約8.5エーカー(約34,398m²)の広大な敷地に、4階建ての賃貸住宅248戸を設計しています。住居棟は5棟と共用施設のクラブハウス1棟から構成され、主に若い専門職に向けた高品質な住環境を提供します。全住戸にはバルコニーが付いており、共用エリアにはプールやアウトドアキッチン、ピックルボールコート、ドッグランが設置されています。
この物件は住友林業が展開する高級ブランド「NOVEL」の一部として位置づけられ、高いデザイン性と機能性を兼ね備えています。また、木造枠組壁工法を採用することでコストを抑えつつ、環境への影響を低減することにも留意されています。特に、木造建築はCO₂排出量を削減するうえで優れた選択肢となります。
エリアの魅力
このプロジェクトが所在するノースフェニックスエリアは、米国の大手半導体メーカーや金融、ヘルスケア企業が集まる地域であり、雇用環境に恵まれています。具体的には、主要な雇用地には車で15分以内でアクセス可能で、便利な立地条件が整っています。フェニックス中心部や国際空港へも、短時間でアクセスできる交通の利便性があります。
周辺には、多様なショッピング施設や生活利便性が高い商業エリアも点在しており、住居選びにおいて非常に魅力的な場所です。加えて、ノースフェニックスでは新たな大手半導体工場の建設も計画されており、さらなる雇用拡大が見込まれています。
今後の展望
住友林業グループは、2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」に基づき、木材や森林を活用した脱炭素への取り組みを強化し、グローバルな展開を進めていく方針です。フェニックスエリアを重点的に開発することにより、高まる住宅需要に応じた事業を展開し、持続可能な社会に向けた貢献を目指します。
物件概要(予定)
- - 物件名: NOVEL Norterra
- - 所在地: Southeast corner of W Jomax Rd & N Norterra Pkwy, Phoenix, AZ 85085
- - 賃貸床面積: 21,788m²
- - 住戸数: 248戸
- - 構造・工法: 木造4階
- - 取得予定認証: NGBSブロンズ、Fitwel
- - 着工: 2026年7月
- - 賃貸開始: 2028年2月
住友林業とCrescent Communitiesが手がけるこのプロジェクトは、地域の発展と住民のライフスタイル向上に機能することを期待されています。今後の動向から目が離せません。