株式会社ディーカレットDCPは、2024年7月14日に、デジタル通貨DCJPYネットワークの本番検証のためのシステムをリリースしたと発表しました。
DCJPYネットワークは、銀行預金をデジタル化する仕組みを持ち、ブロックチェーン上で決済を可能にする画期的なシステムです。デジタル通貨DCJPYは、銀行預金そのものであり、海外でも注目されている「トークン化預金」と同じ仕組みを採用しています。
同社は、昨年10月に、環境価値のデジタルアセットとデジタル通貨決済サービスを、今年7月開始を目指し推進することを発表していました。そして今回、本番検証のためのシステムリリースにこぎつけたのです。
デジタル通貨DCJPYを利用した環境価値取引は、8月開始を予定しており、本番環境・運用の確認などを十分に行い、取引開始に向け万全の対応を期すとしています。取引開始後には、改めてメディア向けに発表を行う予定です。
DCJPYネットワークは、銀行預金という従来の金融システムとブロックチェーン技術を融合させた革新的なサービスです。今後、決済の効率化や新たな金融サービスの創出などに貢献していくことが期待されています。