新たな音声解析技術への挑戦
株式会社Interbeingが設立140年を誇る株式会社カクイチから5000万円の資金を調達したことが発表されました。この資金調達は、声の非言語情報を解析し、人の状態を把握する技術を持つInterbeingにとって、さらなる飛躍を促すものとなります。
声が持つ新たな可能性
これまでの多くの手法では、自己申告による情報収集が主流でした。しかし、Interbeingが開発した音響解析技術は、声のトーンやしゃべる速さ、間の取り方を解析することで、本人が意識していない情報を捉えることが可能です。これにより、声に含まれる気持ちや状態の変化をいち早く把握することができます。
営業支援サービス「Polyphony Sales」では、この技術を活用し、商談の「どう伝わったか」を可視化して営業活動をサポートします。
営業支援の新たなスタイル
営業の現場では、これまで会話の内容に焦点が当てられていましたが、Interbeingは「どのように伝えるか」にも注目しました。解析結果として得られる非言語情報をもとに、営業担当者が自身の声の特性を理解し、より効果的な伝達方法を模索することが期待されています。例えば、感情が伝わる声色や、特定の状況における声の使い方を工夫することで、実際に成約率が向上するなどの成果が上がっています。
成果を支えるプログラム
Interbeingは、独自の音響解析技術を利用する中で、営業担当者に対してコーチングを行います。実践と振り返りを3か月間のプログラムを通じて支援することで、具体的な改善点を見出し、行動を変容させることに力を入れています。実際の営業現場で、この取り組みによって成約率が15%から22%に向上した事例も報告されています。
事業連携の意義
カクイチとの連携により、Interbeingは実装の場を持つだけでなく、営業現場での実際のデータを元に技術の検証と改善を行っていきます。また、カクイチは出資者としてだけでなく、顧客及び実装パートナーとしてこの取り組みに深く関与することで、新たなビジネスモデルの構築を目指しています。
さらなる展開に向けて
今後、Interbeingは収集したデータをもとに、声に含まれる情報を多角的に分析していくことで、営業支援に留まらず人事や組織領域においても応用を広げていきます。将来的には、会議の場での発話やチーム内のコミュニケーションにも役立てることを視野に入れています。
まとめ
Interbeingの音響解析技術は、営業や組織活性化の新たな可能性を秘めています。カクイチとの協力を通じて、声から得られるデータの社会実装を進め、多くの企業や人々に新しいコミュニケーションのスタイルを提供することが期待されます。今後の展開から目が離せません。