Fビレッジの新プログラム
2025-03-12 15:26:32

北海道のFビレッジがスタートアップを育む新たなプログラムを始動

北海道のFビレッジ、新たなアクセラレーションプログラム「Hokkaido F Village X」始動



北海道北広島市に位置するFビレッジで、世界から集まるスタートアップの社会実装を加速させるプログラムが始まりました。このプログラムは「Hokkaido F Village X」(HFX)と名付けられ、多彩な地域課題の解決をテーマとしています。

Fビレッジは、北海道日本ハムファイターズの新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」を中心に作られた、地域活性化の拠点です。開業からわずか2年で418万人の観客を集めるなど、大きな期待が寄せられています。この新たなアクセラレーションプログラムは、Hokkaidoの魅力を地域課題に対する解決策を持つスタートアップと結びつけることを目的としています。

「Hokkaido F Village X」の運営は、スクラムスタジオ株式会社が担い、地域の問題解決を支援する役割を果たします。プログラムは年間約10社を採択し、3年で総数30社を予定しています。選ばれるスタートアップは「スポーツ・エンタメ・スタジアム」、「フード&アグリ」、「モビリティ」、「サステナビリティ」、「ウェルビーイング」といった5つのカテゴリで技術やサービスの試験導入を行います。

選考されたスタートアップは、地域の企業や自治体とのコラボレーションを通じて事業共創の機会が与えられ、スクラムベンチャーズからの出資検討を受けることも可能です。スタートアップとの連携を強化するために、ヤマトホールディングスやJTBといったパートナー企業も参加し、次世代のイノベーションが生まれる基盤を形成します。

さらに、北海道日本ハムファイターズのチーフ・ベースボール・オフィサー、栗山英樹氏がアドバイザーとしてプログラムに参画。彼の経験を活かし、Fビレッジとスタートアップを繋げる重要な役割を果たします。

このプログラムにより、Hokkaidoは地域の課題解決策を探るとともに、国内外のスタートアップとの連携を深めることで、さらなる活性化に繋がることが期待されています。今後も多様なパートナーや地域の人々と協働し、イノベーションの創出を促進することが目標となっています。

応募条件や詳細に関する情報は、HFXの公式ウェブサイトで確認可能です。2025年から始まるこのプログラムの発展は、北海道における新たなビジネスモデルの成功に大きな影響を与えるでしょう。スタートアップのアイデアや技術が、Hokkaidoの未来を拓くきっかけとなることを願っています。


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Scrum Ventures LLC
住所
575 Market St #1600,San Francisco, CA 94105
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