大阪のロボット手術
2025-08-04 13:39:00

大阪けいさつ病院が最新手術支援ロボットで前立腺がん手術を実施

大阪けいさつ病院が手術支援ロボットを導入



2025年7月30日、大阪けいさつ病院(大阪市天王寺区)では、国内初となる最新の手術支援ロボット「ダビンチ5」を用いて前立腺がん手術が行われました。執刀は泌尿器科の髙田 晋吾副院長が担当し、手術は約1時間半で無事終了。

ダビンチ5とは


「ダビンチ5」は、アメリカ製の手術支援ロボットで、第4世代モデルである「ダビンチXi」の進化版です。今回の手術に使用されるこのロボットは、手術精度や効率を飛躍的に向上させる特徴を持っています。

主な特徴


1. 手術精度の向上
ダビンチ5専用の鉗子を使用することで、「フォースフィードバック機能」が実現され、術者がよりリアルな触覚を感じ取りながら手術を行えます。これにより、操作精度が格段に向上します。

2. 低侵襲手術の実現
150以上の設計見直しによって、効率的なワークフローが可能となり、手術時間の短縮や術者の自律性の向上が期待できます。これにより、患者への負担が軽減されるのです。

3. AIによる術後評価と改善
手術データの解析機能が搭載されており、術後の経過や治療方針の最適化が行えます。これにより、治療の質が向上します。

髙田晋吾医師のコメント


髙田副院長は、「ダビンチ5を用いた両側神経温存根治的前立腺全摘除術を行い、出血もほとんど無く、手術は無事に終了しました。触覚のあるロボットアームと高性能カメラによる映像の鮮明性は、以前のモデルよりも格段に進化しています」と話しました。

さらに、AI機能により手術後の分析が詳しく行えることを強調し、「これからも最新の技術を用いて、きめ細やかで安全な治療を提供していきたい」と意気込みを示しました。

大阪けいさつ病院の取り組み


今回の手術は、最新の手術支援ロボットを導入したことが大きな成果となりました。病院では今後も新しい技術を積極的に取り入れ、患者にとってより良い医療環境の提供を目指しています。

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電話:06-6771-6051(平日8:30-17:00)


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会社名
社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター
住所
大阪府大阪市天王寺区烏ヶ辻2-6-40
電話番号
06-6771-6051

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