手書き文書を瞬時にExcel化！AI活用の次世代OCR『Space OCR』正式登場

AIとOCRの新しい結晶『Space OCR』

2025年10月1日、東京都新宿区に拠点を置く栄光合同会社が、新たな文書解析ツール『Space OCR』を正式にリリースしました。この革新的なサービスは、AI（人工知能）とOCR（光学式文字認識）を巧みに組み合わせ、手書きや画像、PDFなどから瞬時にExcelデータを生成することを可能にします。

新しいクラウド型OCRの特徴

『Space OCR』の最大の魅力は、さまざまな文書形式に対応した柔軟性です。従来のOCRは特定のフォーマットに依存しがちですが、Space OCRはどんな書類にも対応します。ユーザーは特に難解な文書でフィールド名を指定することで、精度の高い結果を得られるため、非常に便利です。

使い方も簡単で、画像やPDFを数クリックするだけで、数秒以内にExcelデータへと迅速に変換されます。さらに、プレビューは無料で利用でき、必要な場合のみ課金されるため、コスト管理も楽になります。初期費用も不要で、1枚10円から手軽に利用できるのが特徴です。

安全なクラウド管理

このサービスはGoogle CloudのVision APIを基に開発され、データは安全にクラウド上で処理されます。アップロード後、24時間以内にデータは自動的に削除されるため、情報漏洩の心配もありません。

導入事例の紹介

リリース前から様々な業種で導入が進んでおり、金融関連企業では電子帳票の管理に、通信企業では社内文書の自動化に活用されています。また、酒類卸業者においても、FAX発注書をExcelに変換する事例があり、全国チェーン飲食店では仕入れ・納品データの整理が効率化されています。これにより、標準請求書の場合、従来と比べて入力時間を最大90％も削減し、人的ミスを大幅に減少することに成功しています。

代表者のコメント

栄光合同会社の代表社員である宋正奎（ソン・ジョンギュ）氏は、「我々は3年前からOCR技術の研究に取り組んできました。この技術は現場ニーズから生まれ、いまでは多くの方々に利用していただけるようになりました。我々の目標は、単に文字を認識するだけでなく、ユーザーが本当に求める結果を提供することです」と語っています。