Z世代の進学先選択とメディア利用についての調査結果
株式会社エクスクリエは、15歳から29歳を対象とした「大学・専門学校の選択やメディア利用」に関する調査を実施しました。調査は2024年8月22日から23日にかけて行われ、有効回答数は941件に上ります。この調査からは、Z世代が普段どのようなメディアに接触しているのか、また進学先選びにおいて何を重視しているのかが明らかになりました。
メディア利用の傾向
調査結果によると、学生が最も接触しているメディアは「YouTube」で、全体の78.5%が利用しています。次いで「LINE」が75.2%、そして「テレビ」が69.8%という結果が報告されています。この結果は、特に若年層のメディア消費の特徴を強く反映しています。最近ではSNSの利用が増えている中で、テレビの接触率が高いことは驚きです。また、自ら情報発信を行うソーシャルメディアとしては「Instagram」が最も多く、続いて「X(旧:Twitter)」や「TikTok」が続いています。
進学先選びの基準
進学先に関する情報収集では、学生たちが最も重視するのは「オープンキャンパス」で、54.7%がこれを挙げています。その次に「公式Webサイト」が53.5%で続きます。重要な情報源として学校自身が発信する公式な情報が選ばれており、SNSやYouTubeなどの非公式な情報源の利用は10%未満にとどまります。このことから、進学先の情報を探す際には公式情報の重要性が再認識されます。
オープンキャンパスの参加状況
調査では、全体の70.6%がオープンキャンパスに参加した経験があると回答しました。特に高校1年生でも44.7%が既に参加していることが分かりました。オープンキャンパスに参加した理由としては、「興味がある学部や専攻内容があったから」と「雰囲気を知りたかったから」がそれぞれ65.1%および63.1%の支持を得ています。これは、学生たちが積極的に進学先の情報を集め、直接体験することの重要性を感じていることを示しています。
セミナーの開催について
エクスクリエでは、調査結果をもとにマーケティングセミナーを開催します。このセミナーでは、Z世代の大学受験生像を分析し、効果的な認知拡大施策の例について解説します。特に大学広報に関わる方にとって、オープンキャンパスの活性化や志願者数の増加を目指すうえで有益な情報が得られる内容となっています。
セミナー概要
- - 日時: 2024年9月27日(金)14:00~15:00
- - 会場: オンライン開催(Zoom利用)
- - 申込み: [こちらのリンクから] (https://www.excrie.co.jp/seminar/page/s-20240927)
学生たちの情報収集の傾向やメディアの利用方法、そして進学先選びの重視するポイントが明らかになり、今後の広報活動に大きな影響を与えることが期待されています。調査結果の詳細は公式ページからダウンロード可能です。私たちも引き続きZ世代の声に耳を傾け、最適な情報提供を行っていきます。