ICJ2号ファンドの顧問就任
2021-06-22 07:24:56

ICJ2号ファンドが新たな顧問陣を迎え ESG投資推進へ

ICJ2号ファンドが新たな一歩を踏み出す



インクルージョン・ジャパン株式会社が新たに設立した『ICJ2号ファンド』に、著名な顧問が就任したことが発表されました。経営戦略・金融コンサルタントであり、サステナビリティ経営の専門家でもある夫馬賢治氏と、国際政治学者で前国連大使の星野俊也氏の2名がその重要な役割を担います。この動きは、ESG(環境・社会・ガバナンス)およびSDGs(持続可能な開発目標)に対する関心の高まりと、ベンチャー企業の成長を支援するための新たな取り組みです。

ESGおよびSDGsの重要性



ESGとは、企業がどのように環境や社会に配慮し、またその運営の透明性を保っているかを示す指標です。そしてSDGsは、国連が定めた2030年までに達成すべき持続可能な開発目標であり、現在193カ国がその達成を目指して取り組んでいます。これらは、企業の長期的な成長において不可欠な要素となっており、投資家や消費者の意識が変わる中、企業もその対応を迫られています。

ICJ2号ファンドは、このESGとSDGsを基盤にした投資を通じて、持続可能な社会を実現し、より良い未来を構築することを目指しています。特に、従来の企業ではなく、ベンチャー企業がこの動きのキープレイヤーと位置付けられています。これにより、革新的なビジネスモデルを持つ企業が活躍できる場が広がります。

新たな顧問の役割



夫馬賢治氏は、株式会社ニューラルの代表取締役であり、ESG投資に関する多くの著書を持つ専門家です。彼は、企業がどのようにサステナブルな投資を実現するかに関する知識と経験を生かし、ICJ2号ファンドの戦略に深く関与することになります。彼はまた、ESGファイナンスの委員会にも参加し、政策決定にも影響を与える立場にいます。

星野俊也氏は、国際的な政治学者として幅広い経験を持ち、特に国連においての外交経験が豊富です。彼の国際的な視点と経験は、ESG投資を促進するための新たなアイデアや戦略をファンドに提供することが期待されます。彼の知見は、グローバルな問題を解決するための鍵となるでしょう。

ベンチャー支援の新たな視点



ICJ2号ファンドは、これまでのESG投資の枠にとらわれず、革新的なアプローチを追求します。新型コロナウイルスの影響で変化が求められるビジネス環境において、ベンチャー企業の新しいビジネスモデルが求められています。夫馬氏と星野氏は、その変革的な視点を持つ専門家として、スタートアップ企業の成長を支援するための具体的な投資戦略を構築していくでしょう。

最後に



インクルージョン・ジャパンは、これまでの経験を基に新たなファンドを設立し、ESG/SDGsに沿ったベンチャー企業の支援を強化します。新設したICJ2号ファンドがもたらす革新は、日本のベンチャーキャピタル市場において新たなスタンダードを作ることになるかもしれません。全世界がESGとSDGsに取り組む中、日本からもその波に加わる企業が輩出されることが期待されます。

会社情報

会社名
インクルージョン・ジャパン株式会社
住所
東京都品川区西五反田1-11-1アイオス五反田駅前903
電話番号

トピックス(経済)

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