ENEOS、J-クレジット購入で脱炭素
2024-07-01 17:50:17

ENEOSリニューアブル・エナジーが森林由来のJ-クレジットを購入し、カーボンニュートラル達成!宮崎県諸塚村の再造林事業を支援

ENEOSリニューアブル・エナジーがJ-クレジット購入でカーボンニュートラル達成!宮崎県諸塚村の再造林事業を支援



ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社は、耳川広域森林組合が創出した、宮崎県東臼杵郡諸塚村の森林由来のJ-クレジットを購入しました。この購入は、諸塚村における再造林事業を支援するとともに、同社のCO₂排出量(Scope1)のカーボン・オフセットに活用することを目的としています。

同社は、FIT非化石価値証書の購入と合わせて、2023年度のCO₂排出量(Scope1,2)についてカーボンニュートラルを達成しました。

耳川広域森林組合は、耳川流域をカバーする全国トップの事業規模を誇る森林組合です。同社の中九州大仁田山風力発電所、第二中九州大仁田山風力発電所が所在する諸塚村に加えて、日向市、門川町、美郷町、椎葉村の森林を経営管理しています。

諸塚村では、民有林が総面積の9割以上を占め、地域の人々は古くから大切に森林を守り育ててきました。諸塚村においてJ-クレジットを創出し、その売却益を再造林活動に充てることにより、持続可能な森林資源確保と木材の安定供給という課題を解決すると同時に、再造林によるCO₂の吸収を実現していきます。

ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社は、購入したJ-クレジットを昨年度のCO₂排出量(Scope1)約101t-CO₂のカーボン・オフセットに活用し、Scope1排出量を0(ゼロ)にしました。また、昨年度に全発電所が外部から購入した電力約1,133万kWhについて、再生可能エネルギー由来のFIT非化石価値証書を市場から調達し、Scope2排出量についても0(ゼロ)にしました。

同社は、今後も森林事業を含む地域へのご支援、並びに、脱炭素を推進するシステムの活用、再生可能エネルギーの普及を通じ、持続可能な脱炭素社会の実現に貢献していくとしています。

J-クレジット制度とは

J-クレジット制度とは、CO₂等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO₂等の吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。耳川広域森林組合、諸塚村の私有林における再造林活動は昨年申請され、J-クレジットとして2,209t-CO₂が認証されています。

参考情報

耳川広域森林組合のウェブサイト:http://mimikawa-kouiki.org
CO₂排出量に関するENEOSリニューアブル・エナジー株式会社のウェブサイト:
https://www.eneos-re.com/sustainability/materiality/environment02/
https://www.eneos-re.com/sustainability/tcfd/

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宮崎県東臼杵郡諸塚村近影(耳川流域の森林)


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