中小企業を支える新しい取り組み、廃業相談サービス
新型コロナウイルスの影響で多くの中小企業が困難な状況に置かれています。経済の不透明感が漂う中、企業の経営者たちは事業継続の道を模索しています。そんな中、経営者に寄り添う新しい施策として、廃業相談サービスが始まりました。このサービスは、経営者が廃業に向かう前に、様々な情報を得て、前向きな選択肢を考えるきっかけを提供するものです。
廃業相談サービスの内容について
「廃業相談サービス」は、特に経営の行き詰まりを感じている経営者をサポートするために設けられています。特に地域の経済を支える中小企業にとって、廃業は重大な選択ですが、その判断には多くの情報が必要とされます。これに応えるのが、取手市が展開する「ワタシの街の起業支援Match」です。このプロジェクトのもと、廃業を経験した相談員が経営者に寄り添い、必要なサポートを提供します。
このサービスの目的は、廃業を急がせることではありません。むしろ、経営者が事業継続に向けた選択肢を検討できるように導くことにあります。情報の提供や、経営者同士の情報交換の場として、定期的にセミナーも開催される予定です。
キックオフセミナーの実施
その一環として、廃業相談サービスのスタートを記念したオンラインセミナー『廃業を選ばず、事業を残す新しい選択肢』が2020年7月17日に開催されます。このセミナーでは、中小企業の事業承継やM&Aに関する最新情報が紹介され、業界の権威である高橋聡氏が登壇します。
セミナーの詳細
- - 日時: 2020年7月17日(金)15:00-16:30
- - 形式: オンライン(ZOOM利用)
- - 参加費: 無料(要事前申込)
- - 内容: 中小企業が如何にして事業継続を図るか、質疑応答を含む講演。
参加したい方は、指定の申し込みURLから登録が可能です。申し込み後、参加用のリンクが送信される仕組みです。たくさんの経営者が新たな選択肢を知ることで、より良い経営判断に繋がることが期待されます。
高橋聡氏のご紹介
高橋聡氏は、長野県出身の起業家で、株式会社トランビの代表取締役として、中小企業の承継問題に取り組んでいます。彼は、全国初のユーザー投稿型M&Aプラットフォーム「TRANBI」を立ち上げ、多くの経営者に新しい選択肢を提供してきました。著書も多数あり、企業経営に役立つ情報を広く発信しています。
まとめ
廃業を選ばず、事業を残すために新しい選択肢を模索している中小企業経営者の方々にとって、廃業相談サービスは大きな助けとなるでしょう。このサービスを利用することで事業の未来を考えるきっかけを得られるかもしれません。まずはセミナーに参加し、実際にその内容を体験してみてはいかがでしょうか。