埼玉県三郷市で新たに立ち上がったフードバンク事業
株式会社マルヨシは埼玉県三郷市を中心に、全国の貧困家庭を支援する目的で「フードバンク事業」を開始しました。この取り組みは、子供たちに必要な食品を無償で提供することを一つの目的としています。
背景:日本の貧困と食品ロス問題
日本では現状、貧困家庭の問題が深刻化しています。報告によれば、子供の約6人に1人が貧困状態にあるとされています。また、食品ロスの問題も看過できません。全国レベルで年間328万トンもの事業系食品が廃棄されており、これは全国民がそれぞれ1日1個のおにぎりを捨てている計算に相当します。栄養不足は子供たちの学業や生活に重大な影響を与えるため、早急な対応が求められています。そこで、自社の強みである物流と倉庫ネットワークを活用し、これらの問題の解決に貢献することを目指すマルヨシのフードバンク事業がスタートしました。
フードバンクアッセンブリセンターの具体的な活動
1. 宅配型フードバンクの実施
「すべての子供に“食”と“笑顔”を」をテーマに、18歳以下の子供がいる家庭に対して食品を無償で宅配するサービスが実施されます。このフードバンクは、まだ食べられるが様々な理由で廃棄される食品を企業や団体から集め、それを必要とする家庭へ届けるものです。これにより、食品ロスを減少させると同時に、困窮する家庭に食の支援を提供します。
2. バランスの取れた食品の提供
子供たちの食事量を基に、マルヨシはアッセンブリ技術を活用して、さまざまな食品を組み合わせてバランスの取れた食事を提供します。これにより、栄養不足を防ぎ、子供たちが健康で歓楽しい食卓を囲むことができるよう配慮されています。
3. 専用物流システムの導入
賞味期限が迫った食品を効果的に集めるために、マルヨシの独自のシステムを用いて在庫管理を行い、迅速に食品を供給します。この専用システムによって、地域のニーズに素早く応える体制が整えられています。
未来への展望
マルヨシは、今後も自社の倉庫ネットワークやグループ内での協業を駆使し、更なる事業拡大を目指します。日本中の愛のこもったサポートを受けて、食に困る子供たちを救うためのネットワークを広げていきたいと考えています。企業や個人とのパートナーシップも積極的に築き、すべての子供たちが安心して食事を楽しめる社会の実現を目指しています。
会社情報
- - 商号:株式会社マルヨシ
- - 代表者:田中 誠
- - 所在地:埼玉県三郷市彦川戸1-243
- - 設立:1980年11月1日
- - 資本金:100,000,000円
- - 事業内容:物流、IT関連、衣料品販売など
- - URL:マルヨシ公式サイト