新潟県新発田市、加治川エリアでの特別な秋イベント「加治川さくら 100 年マルシェ」が、2025年11月1日(土)に開催されます。このマルシェは、桜の植樹開始から100年、水門の完成から111年という歴史的な節目に合わせて行われるもので、地域の人々が長年守り育ててきた桜の木々や、加治川の美しい自然を楽しむことができる内容となっています。
ここ加治川エリアは、かつて約6,000本の桜が咲き誇り、今も「長堤十里世界一」と称される素晴らしい景観を誇っています。しかし、過去には水害や河川改修工事によって、多くの桜が伐採されてしまいました。それでも、地域の方々の努力によって、現在では約2,130本の桜が復活し、また川沿いを彩る姿を見ることができます。そのため、このマルシェは単なるイベントではなく、地域の歴史と未来に向けた想いが込められた特別なものです。
今回のマルシェの見どころは、様々なアクティビティが計画されていることです。まず、午前10時からは桜の記念植樹式が行われ、地域の想いを次の世代へと繋ぐ重要な式典となります。また、参加者が加治川の歴史を学べる「なぞとき」イベントも行われ、先着200名には特製の参加証が配布されます。
会場には27店舗もの出店が並び、地域の特産品や手作りのアイテムを販売するマルシェもございます。会場内には、寒い秋の日にぴったりの暖かい焚火が設置され、家族や友人と心あたたまる時間を過ごすことができます。さらに、午前10時45分からは親子参加型の「水門わたりぞめ」も開催され、特製の「桜色」風船を持って水門を渡る体験ができます。
食べ物が主役のイベントも目玉です。午前11時30分からは、聖籠町の特産品「砂里芋」と新発田市のブランド牛「新発田牛」を使った芋煮を、直径約90cmの大鍋で振る舞う予定です。この美味しい芋煮は、限定300食の提供となりますので、早めに会場へお越しください。
さらに、美しい水門を背景にしたフォトジェニックなスポットが設けられ、フォトコンテストも行われます。加治川水門を記念した装飾は、訪れる方々の記念写真に素晴らしい背景を提供するとともに、多くの人々がこの美しい場所を訪れるきっかけとなるでしょう。
この魅力的なイベントでは、家族や友人とともに穏やかな秋の日を過ごし、地域への理解を深めることができる貴重な機会です。加治川での楽しいひとときをお見逃しなく!詳細は新発田市の公式ウェブサイトや地域振興グループへお問い合わせください。