AIストーム株式会社 第2四半期決算概要
AIストーム株式会社は、令和7年12月期第2四半期決算を発表しました。その内容は前年同期に比べて、大きな成長を見せるものでした。特に主力のAIアドバイザリー事業と新たに始めたAI&モルタル事業が共に好調に推移し、売上と利益が大幅に増加しました。
業績ハイライト
中間純利益は1株当たり4.01円で、前年同期の0.72円から大幅に改善しています。これは、当社の事業戦略が功を奏した結果といえるでしょう。
事業別業績
AIアドバイザリー事業
売上は5億2,159万円と前年同期比で50.2%の増加、営業利益は7,362万円で73.6%の増加を記録しました。この事業では大型ERP案件やBPO案件が順調に進捗しています。
AI&モルタル事業
昨年に本格稼働したこの事業は、売上が3億4,188万円で393.8%という驚異的な成長を遂げ、営業利益は1億7,157万円で239.0%増加しました。具体的には、地方自治体向けの防災用LEDビジョンや、大阪難波駅前に設置されたビジョンなどが好調でした。
新規事業の開始
さらに、同社は新たに「StormAcademy」の開校を発表し、次世代のAIリーダー育成を目指しています。また、WiFi7ルーターの販売、健康・睡眠分野でのAIの活用もスタートしました。これにより、既存事業に隣接する新規事業への拡大を図っています。
財務状況
6月30日現在、AIストーム株式会社の総資産は27億2,055万円で、前期末比で3億8,443万円増加しました。純資産は16億5,651万円になり、同じく4億7,575万円の増加を見せています。
自己資本比率は60.2%と前年の50.1%から大きく改善しました。
通期見通し
通期の売上高は16億円(+12.5%)、営業利益は1億7,000万円(+28.8%)、経常利益も同額の増加が見込まれています。しかし、当期純利益は1億2,000万円で、前年より18.7%減少する見込みです。
今後の展望
AIストーム株式会社は、経営基盤の再構築を進める中、既存事業の拡大と新規事業の推進を図ります。特に、AI・DX需要の増加に対応したERPコンサルティングの強化や、AI教育事業の拡大、WiFi7の販路拡大に力を入れ、持続的な成長を目指します。
会社概要
AIストーム株式会社は、東京都千代田区に本社を構える企業で、AI事業や教育、プロダクト開発など多岐にわたるビジネスを展開しています。今井俊夫代表取締役が率いる同社では、ITコンサルティング事業やLEDビジョンの設置なども手掛けています。
詳細情報については、
ここからご覧いただけます。公式サイトやSNSもチェックしてください。
公式サイト |
X(旧Twitter) |
YouTubeチャンネル