教育AIサミット2024開催レポート：未来の教育を映し出す特別なイベント

教育AIサミット2024開催レポート

一般社団法人教育AI活用協会が主催する「教育AIサミット2024」が、2024年8月2日と3日の2日間にわたり開催されました。本イベントのテーマは「AIで変わる近未来の教育を体感せよ。」であり、最新の教育AI活用事例やテクノロジーの紹介に加え、有識者による講演やワークショップが行われ、約2,000名が参加しました。

開催概要

DAY1

- 日時: 2024年8月2日(金) 9:30～17:30
- 会場: 衆議院第一議員会館（国際会議室・多目的ホール）
- テーマ: 生成AIで変わる近未来の教育を体感せよ。

DAY2

- 日時: 2024年8月3日(土) 10:00～17:00
- 会場: オンライン会場（配信：株式会社インプレス本社スタジオ）
- テーマ: 環境的制約を越える教育×生成AIの可能性

参加状況

本サミットには、65自治体が参加し、協力企業は21社、登壇者は63名。20のトークセッションや講演、17の体験プログラムが用意され、来場者の熱気が会場を包み込みました。

主な講演者と内容

開会宣言は、衆議院議員の東国幹氏が行い、続いてこども家庭庁の林俊宏氏、厚生労働省の坂井眞子氏、文部科学省の寺島史朗氏などが登壇しました。各省庁から発表された内容は、教育現場における生成AIの活用に向けた取り組みや将来展望を示すもので、聴衆は熱心に耳を傾けていました。

特に安河内哲也氏による「教育者の新常識！生成AIをフル活用した学習スタイルとは」や、落合陽一氏の「AIの進化スピードと教育」のトークセッションが印象的で、多くの意見が交わされました。

ワークショップと体験プログラム

参加者はワークショップを通じて、生成AIを利用した授業の実践事例を学びました。企業によるAI体験コーナーでは、最先端のテクノロジーを実際に体験でき、参加者は新たな知識を得る良い機会となりました。

まとめ

「教育AIサミット2024」は、これまで異なる領域で活動してきた教育関係者が一堂に会し、互いの知見を共有し未来の教育を考える場となりました。主催者の佐藤雄太氏は、参加者に感謝の意を表し、今後の日本の教育の質向上と、さらなる発展に向けての努力を続ける決意を述べました。

また、各セッションのアーカイブ配信も行われており、参加できなかった方々でもこの貴重な内容を視聴することができます。興味のある方は、特設サイトを通じて確認してみてください。