ひとり親家庭向け家計教養講座のご紹介
8月23日、東京都板橋区に位置する「労働者協同組合労協センター事業団いたばしひとり親家庭相談窓口」で、一般社団法人NTSセーフティ家計総合研究所による家計教養講座が開催されました。今回の講座は、主に小学校から中学校に通っているお子さまを持つひとり親の方々を対象としています。
講座のテーマと目的
この講座では「ひとり親のためのライフデザインと家計術」というテーマで、約110分間にわたって家計管理についての重要な知識やスキルを提供しました。講師の有田宏美氏がリモートで参加し、参加者と一緒に「生き抜く力」を身に付ける方法を考えました。
知っておくべき家計管理のポイント
講座では以下のような具体的なポイントが紹介されました。
1.
お金との向き合い方を理解する(現在地の把握)
自分の家計状況を正しく理解することが、今後の対策を考える第一歩です。
2.
実現したい人生のデザイン
どのような未来を見据えて生活しているのか、その未来を具体化することで、実現に向けての道筋が見えてきます。
3.
家計管理の習慣化
将来に備えるためには、日常から家計を意識して管理する習慣を身につけることが不可欠です。
金銭問題に向き合う重要性
有田氏は、28年間に亘る相談業務の経験に基づき、金銭問題や悩みを一人で抱え込まないことの重要性を訴えました。相談は躊躇することなく行うべきで、そのための窓口が常に用意されています。また、近い将来に必要となる教育資金や奨学金についても具体像を持つことが大切だと強調されました。
賢いお金の使い方を学ぶことは、ひとり親家庭にとって非常に重要です。このような講座を通じて、経済面での自立を支援することを目的としています。
講座参加者の声
参加者からは「実際の生活に役立つ具体的なアドバイスをもらえた」「問題を一人で抱え込まず、相談先があることが心強い」といった感想が寄せられました。
この講座は家庭の経済的な自立を目指す一助となることを目的とし、今後も定期的に開催される予定です。講座参加に興味のある方は、ぜひ被支援者相談窓口までお問い合わせください。
お問い合わせ先
講演や取材に関する問い合わせは、一般社団法人NTSセーフティ家計総合研究所の事務局までご連絡ください。詳細なやりとりは、メールや電話で受け付けています。感心を持たれている方は、各情報を確認し、あなた自身の家計管理向上のために一歩踏み出してください。