赤ちゃんの泣き声解析から自閉症の早期判定を目指して
近年、自閉症の早期発見が重要視されています。特に、幼少期における早期の支援が、将来の発展に大きく寄与することが数々の研究で明らかになっています。そこで、ある研究グループが新たな試みとして、「赤ちゃんの泣き声」と「睡眠パターン」の解析を通じて、自閉症を早期に見つけ出す技術の開発に取り組んでいます。
研究の概要
この研究では、赤ちゃんの泣き声が自閉症スペクトラムの子供と健常な子供で異なることに着目しています。具体的には、1歳6か月以上の子供5,000名を対象に、育児支援デバイスを用いて彼らの泣き声と睡眠データを収集し、それらを解析することによって、自閉症児と健常児の間に見られる音声学的な違いを明らかにしようとしています。また、保護者へのアンケートも行い、解析結果との関連性を探求します。このように、声と行動のデータを組み合わせることで、より明確な診断の手立てを構築することを目指しています。
クラウドファンディングの実施
今回のプロジェクトでは、クラウドファンディングを利用して、研究資金を集めることにしました。赤ちゃんの声を分析できる専門の人材を雇用し、より精度の高い解析を行うための資金が必要です。また、この取り組みを通じて、自閉症スペクトラムに対する理解を広げ、多くの人々にこの意義を知ってもらうことを目的としています。
この研究は「音声データ」と「医療」という新たな視点を融合させ、乳幼児の小児医療に役立てる重要な一歩と言えるでしょう。ご寄付を通じて、皆さんのあたたかな支援をぜひお願い申し上げます。
クラウドファンディングの詳細
- - プロジェクトタイトル: 赤ちゃんの泣き声と睡眠から、自閉症スペクトラムの早期判定への研究を
- - ページURL: こちらから
- - 目標金額: 700万円(All or Nothing形式)
- - 募集期間: 本日から12月23日(金)23時までの59日間
- - 資金の使途: 研究人材の雇用経費
本学では、国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」と業務提携を結び、研究者の活動を支援しています。皆様からのご支援が、この重要な研究を進める力となります。
多くの方のご理解とご協力を心よりお待ちしております。