新たな物流拠点登場
2025-06-30 15:03:29

TOYOROBOが新しい物流ショールーム「Fusion Stride Space」をオープン

TOYOROBO株式会社の新たな取り組み



2023年7月1日、TOYOROBO株式会社が千葉県習志野市に新たなショールーム「Fusion Stride Space」をオープンしました。この施設は「習志野Techrum Hub」内に位置しており、物流業界のニーズに応えるための最新技術を体感できる場となっています。

「Fusion Stride Space」は、物流倉庫におけるパレットおよびケースの入出庫作業を自動化・効率化するソリューションを提供するために設計された、実践的な検証型ショールームです。具体的には、省人化と省力化が求められる現場の課題を解決するために、先進的な設備を導入しています。この取り組みにより、物流現場の生産性向上が期待されています。

新しい物流拠点の役割



習志野Techrum Hubは、野村不動産が主導する企業間共創プログラム「Techrum」の拠点として機能しています。「Techrum」では、30社以上が参加し、70種類以上の機器を用いてさまざまなソリューションの実証実験が行われています。これにより、荷主企業や物流事業者が直面する課題に対して、的確なソリューションを提供できる体制が整っています。

TOYOROBOは、このプログラムの一員として業界のニーズに応えるべく積極的に参加しており、特に人材不足や物流効率の向上を目指した取り組みを進めています。

ショールームの特徴



「Fusion Stride Space」は、物流オペレーションの自動化がどのように実現されるかを、実際の機器を通じて理解できる貴重な場です。具体的には、以下の製品が導入されています:
  • - AMR (Autonomous Mobile Robot)
  • - ACR (Autonomous Case handling Robot)
  • - APR (Autonomous Pallet handling Robot)
  • - 4Way Pallet Shuttle
  • - CHS (Case Handling Stacker)
  • - i-Box (Intelligent Box)
  • - AGF (Automated Guided Forklift)
  • - Robo Sweep (Clean Robot)
  • - Linear Conveyor

これらの最新技術が実際の物流現場でどのように稼働するのかを、体験を通じて学ぶことができます。また、ショールームは予約制となっており、事前に申し込みが必要です。TOYOROBOの公式ホームページから申込ができます。

代表のコメント



TOYOROBOの代表取締役社長、新井守氏は、「Fusion Stride Spaceは、当社の技術が実際の現場でどのように機能するのかを実感できる機会を提供します。今後は、他の参加企業と連携し、持続可能な物流ソリューションの実現を目指していきます」と述べています。新井氏のコメントからも、TOYOROBOの意気込みが伝わります。

会社概要



TOYOROBO株式会社は、東京都江東区に本社を置き、物流プロセスの標準化、自動化、効率化を推進する事業を展開しています。顧客の課題解決を通じて、競争力向上を目指している企業です。会社のスローガンに「技術でつながる未来、動き出す世界」が掲げられており、持続可能な社会の実現にも寄与することを目指しています。

Techrumとも連携



「Fusion Stride Space」のオープンは、TOYOROBOだけではなく、野村不動産が推進する「Techrum」における活動の一環です。このプログラムを通じて、業界全体の課題解決に向けた取り組みが強化されることが期待されています。物流業界の未来を切り開く「Fusion Stride Space」が、多くの企業にとって新たな可能性をもたらすことに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
TOYOROBO株式会社
住所
東京都江東区青海2丁目7-4  the SOHO 6F
電話番号

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