8軸ロボット「xLobomo」
2022-10-24 09:30:01

革新的な8軸多関節ロボット「xLobomo」が誕生! ローレルバンクマシンがJIMTOF2022で技術発表

従来のロボットの限界を超える、新8軸多関節ロボット「xLobomo」



少子高齢化や人手不足が深刻化する中、様々な分野でロボットの導入が進んでいます。しかし、現状では製造現場や物流業界での活用が中心で、当初期待されていたような幅広い分野への普及には至っていません。その要因の一つとして、従来のロボットでは実現できる動作や作業に限界があったことが挙げられます。

ローレルバンクマシン株式会社は、この課題克服を目指し、従来の多関節ロボットとスカラロボットの動作を融合させた新しい8軸多関節ロボット「xLobomo(クロスロボモ)」を開発しました。

xLobomoの革新的な技術



「xLobomo」は、従来のロボットとは異なる、2つのアームの交点に回転軸を持つ「xMotion(クロスモーション)構造」を採用しています。この構造により、従来のロボットでは不可能だったダイナミックかつ細やかな動きを実現しました。

「xLobomo」の主な特徴は以下の通りです。

新開発xMotion(クロスモーション)構造: 2つのアームの交点に回転軸を持つことで、従来のロボットでは実現できなかった動作を実現しました。
クロスモーション: 従来の多関節ロボットの動作とスカラロボットの動作を融合させることで、今までにないダイナミックな動きを実現しました。
新開発8軸ロボット制御技術: 冗長軸があっても、独自のアルゴリズムによって滑らかな軌道計算を実現しています。

産業展開に無限の可能性



「xLobomo」は、その高い運動性能と柔軟性から、様々な分野での活用が期待されています。例えば、以下のような分野での活用が考えられます。

製造業: 従来のロボットでは難しかった複雑な作業や、精密な作業の自動化が可能になります。
物流業: 物流倉庫でのピッキング作業や、荷物の搬送作業の効率化に貢献します。
医療分野: 手術支援や、介護支援など、人々の生活をサポートする分野での活用が期待されます。

ローレルバンクマシン株式会社は、今後も「xLobomo」の更なる開発を進め、社会の様々な課題解決に貢献していくとしています。

JIMTOF2022での展示



「xLobomo」は、2022年11月8日から13日にかけて東京ビッグサイトで開催されたJIMTOF2022にて、参考出品されました。展示会では、「xLobomo」のデモ展示が行われ、その革新的な動きは多くの来場者の注目を集めました。

ローレルバンクマシン株式会社について



ローレルバンクマシン株式会社は、1946年創業の老舗企業です。通貨処理機・システムの開発、製造、販売、保守を主力事業としています。近年では、金融オンライン端末機の開発やキャッシュレス決済事業にも積極的に取り組んでいます。

同社は、常に時代の変化に対応し、新しい技術開発に取り組んでいます。「xLobomo」の開発は、同社の技術力と革新性を示すものであり、今後の更なる発展が期待されます。

会社情報

会社名
ローレルバンクマシン株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-1-2
電話番号
03-3502-3311

トピックス(IT)

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