日本情報通信が提供する新たなセキュリティサービス
NTTグループの一員である日本情報通信株式会社(NI+C)は、近年のサイバー攻撃の増加を受け、顧客に対するセキュリティ支援サービスを強化することを発表しました。このサービスの中核をなすのが、SOC(Security Operation Center)機能です。これにより、24時間365日体制でのアラート対応が実現され、お客様の安全をさらなる高みへと引き上げます。
1. セキュリティ支援サービスの概要
NI+Cが提供する「セキュリティ支援サービス」は、多岐にわたるセキュリティ対策ツールからのアラートに対応します。具体的には、EDR(エンドポイントセキュリティ)、SIEM(統合ログ監視)、SASE(ネットワークセキュリティ)などの製品から発せられる危険な信号をしっかりとキャッチし、以下のような業務を行います。
- - 月次報告書の作成: セキュリティ関連の問題や動向を定期的に報告し、ユーザーの理解を深めます。
- - アラート対応:発生したアラートの内容を詳しく分析し、どのように対処すればよいかを決定します。
- - 製品導入後のサポート: 操作方法の説明や、最新情報の提供など、顧客の使用経験を豊かにするサービスを行います。
- - メールセキュリティ: 特にメールセキュリティに特化した分析も行います。
2. 新たな24/365対応のメリット
これまでのNI+Cのサービスは平日のみ(9時〜17時)の対応でしたが、新たにCrowdStrikeのEDRモジュールへの対応として24時間体制を導入します。これにより、アラートが発生した際の即時対応が可能となり、インシデントの早期解決と、顧客の安心感を大いに高めることが期待されます。
さらに、今後はAIを活用した機能の追加や、対応可能な製品の拡充を計画しており、ユーザーからの高い評価を受けることが期待されています。
3. 新料金プラン
この新たな24時間365日対応プランには、CrowdStrikeのEDRに特化した料金設定が適用されます。具体的には以下の通りです。
- - 250ID未満プラン: 月額50,000円
- - 500ID未満プラン: 月額88,750円
- - 500ID以上プラン: 基本料金65,000円にアラート対応ごと116,000円が追加されます。
オプションサービスも用意されており、必要に応じてエンドユーザに直接対応することも可能です。
4. サービスの提供開始日
この新サービスは、2025年10月28日から提供される予定です。これにより、企業は安心して自社のデジタル資産を守る体制を整えることができます。
日本情報通信は、1985年にNTTと日本IBMによる合弁会社として設立され、2025年には40周年を迎えます。私たちのスローガンである「おもひをITでカタチに」を実現し、顧客の経営課題解決に全力を尽くします。
今後とも最新のセキュリティ対策を提供し、お客様に信頼されるパートナーを目指してまいります。