自由に楽しく生きる!
株式会社KADOKAWAが2025年6月26日に出版する新作、折原みと著『60代バツなしおひとりさま、毎日ごきげん暮らし』が注目を集めています。本書では、結婚していない60代の折原氏が、自身の経験を通じて自由で幸せな暮らし方を提案しています。著者は61歳の漫画家・小説家として、長年の作品活動を通じて成功を収めてきましたが、30代のころに生活を見直し、地方への移住を決意します。
自然に囲まれた新たな生活
折原さんが移住した小笠原諸島の風景は、彼女の人生観を一変させました。これまでの仕事に関するプレッシャーを離れ、自然の中での生活を選んだことで、「このままでいいの?」という疑問が消え、自分自身の幸せを追求する方向へと彼女を導きました。具体的には、春には山菜を採ったり、夏には蛍を見に行くという非日常を楽しむことができ、新しい発見に満ちた毎日を送っています。
幸せの基準は人それぞれ
この本の中で折原さんが伝えたいメッセージは、結婚しているかどうか、年齢に関わらず、自分なりの幸せを見つけ出すことが重要だということ。「ひとりでいることは寂しい」という考え方から「ひとりは自由で楽しい」との思想へシフトすることができると彼女は語ります。年齢を重ねることがネガティブな要素である必要はなく、むしろ年齢に伴って得られる知恵や経験が、より幸せな選択を可能にするのです。
本書の内容
本書は、以下の7章で構成されています。各章では、著者が自身の体験をもとに、家事を楽にする方法や、低コストで個人の空間を充実させる方法など、実践的なアドバイスも盛り込まれています。
1.
本気で望めば、人生は変わる
自分の人生を見直す勇気について。
2.
家をパワースポットに
自宅を心地よい空間にするためのアイデア。
3.
日々の暮らしを楽しむ
小さな幸せを見つける方法。
4.
幸せはどこにでもある
日常生活での幸せの芽を見つける。
5.
人生を楽しむために必要なこと
幸せに必要な要素とは?
6.
古いものを受け継いでいくこと
家族の思い出を大切にする意義。
7.
いつだって今がいちばん
現在を楽しむことの重要性。
読者に届けたいメッセージ
折原さんの生活スタイルは、何歳からでも新しい挑戦が可能であることを示しています。年を重ねることに対する不安を感じている方は、本書を通じて自分だけの幸せを見つけるヒントを得られることでしょう。また、日常生活で使える具体的なアイデアも含まれており、実践可能な知識が満載です。
詩集同様、毎日を豊かに楽しむ方法を知りたい方々にとって、この本は必読の一冊となるでしょう。