大阪府20世紀美術コレクション展- The beautiful earth-生命の大地
2025年4月24日から5月11日まで、東大阪市民美術センターで「大阪府20世紀美術コレクション The beautiful earth-生命の大地-」が開催されます。この企画展は、大阪府が誇る美術コレクションをもとに、自然と人間とのかかわりを見つめ直す内容となっています。
展覧会の背景
本展の背後には、1990年に行われた「国際花と緑の博覧会」、通称「花博」があります。この博覧会は、「花と緑と人間生活のかかわりをとらえ21世紀へ向けて潤いのある豊かな社会の創造をめざす」というテーマのもと、83か国および55の国際機関、さらには212の企業・団体から2312万6934人を集めるほどの盛況を見せました。その足跡を辿りつつ、本展では当時展示された写真作品を振り返りながら、現在の地球環境について考える機会を提供します。
展示されるのは、アンセル・アダムスやエドワード・ウェストンなど、写真の巨匠たちによる約100点の作品です。これらの作品は、植物の美しさや力強さ、そして人間が自然とどのように関わってきたのかを伝えています。特に、アダムスの「雪を被る松の木、ヨセミテ国立公園」はその象徴的な一枚であり、自然の雄大さを表現しています。
会期と会場のご案内
- - 会期: 2025年4月24日(木)~5月11日(日)
- - 時間: 10:00–17:00
- - 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)
- - 会場: 東大阪市民美術センター第1・2・3展示室
- - 主催: 東大阪市民美術センター(指定管理者HOS株式会社)
- - 観覧料: 無料
この展覧会は、「東大阪市第3次文化政策ビジョン」に基づいて実施されており、主に地域の文化施設としての役割を果たすことを目指しています。観覧は無料で、地域の皆さんが気軽に参加できる展覧会です。
関連イベントのご紹介
展覧会に併せて、以下のイベントが予定されています。
講演会: 「花博写真美術館からみた欧米の写真家たち」
- - 日時: 5月3日(土・祝)14:00-15:30
- - 講師: 中塚宏行(大阪府立江之子島文化芸術創造センターキュレーター)
- - 会場: 東大阪市民美術センター第1・2・3展示室
- - 定員: 80人
- - 参加費: 無料(申込不要)
学芸員によるギャラリートーク
- - 日時: 5月5日(月・祝)14:00-15:00
- - 会場: 東大阪市民美術センター第1・2・3展示室
- - 参加費: 無料(申込不要)
このような多彩なプログラムを通じて、さらなる学びと交流の場を提供します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
お問い合わせ
ご不明な点がございましたら、東大阪市民美術センターまでお気軽にお電話ください。
展覧会を通じて、自然と人間の関係を再考し、未来の環境づくりについて考える貴重な機会をお楽しみください。