横浜市の公衆トイレネーミングライツ募集の取り組み
横浜市における新たな試みとして、市内に設置された公衆トイレへのネーミングライツを募集しています。市内の76か所で公衆トイレの維持管理を担当する横浜市資源循環局は、清掃やマナー啓発を通じて、よりクリーンな街づくりを進めています。今回の募集は、特に駅周辺に位置する15か所のトイレが対象です。この取り組みにより、民間企業や団体と協力し、トイレのイメージ向上や快適利用を促進することが目的です。
ネーミングライツの詳細
公募の対象となる公衆トイレは、横浜市資源循環局が管理する15か所。スポンサー企業には、愛称として自社名や商品名を使用する権利が与えられ、ロゴマークの掲示も可能です。これにより、それぞれのトイレが地域に根ざした存在となり、訪れる人々にとって親しみやすい空間へと変わっていくことでしょう。また、トイレ内部にポスターを貼ることやラッピングをすることも許可されており、スポンサーのブランディングにも貢献します。
申込の条件
ネーミングライツの契約条件には、異なる金額設定が設けられています。たとえば、対象の15か所のうち6か所のトイレは年間40万円(税抜き)から、7か所は60万円、2か所は80万円以上の契約が必要です。契約期間は3年間、愛称の使用開始は令和7年4月の予定です。さらに、地域貢献活動として、トイレ利用のマナー向上や周辺の清掃活動などの提案も求められます。
公募のスケジュール
公募期間は、令和6年12月5日から12月27日まで非常に短期間であるため興味のある企業や団体は早めの対応が必要です。申込方法は持参・郵送・電子メールのいずれかで行え、詳しい情報は横浜市の公式ウェブサイトを参照してください。
お問い合わせ先
応募についての詳細な情報は、横浜市資源循環局街の美化推進課までお問い合わせください。連絡先は、電話045-671-2555、またはファックス045-663-8199となっています。メールでの問い合わせも受け付けており、メールアドレスは
[email protected]です。郵送での申込先は、横浜市中区本町6丁目50番地の10です。
この取り組みは公衆トイレへの関心を高め、地域と企業が協力してより良い街を築く重要な試みであると言えます。今後、横浜の公衆トイレがどのように変化していくのか、期待が高まります。