近大生とのコラボで生まれたサステナブルApple Watchバンドの販売開始

近大生とのコラボで誕生！新しいApple Watchバンド

近畿大学の学生とホープインターナショナルワークス（以下、ホープIW）が共同開発した、サステナブルなApple Watchバンドがクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で先行販売を開始しました。このプロジェクトの背景には、環境問題や持続可能なファッションへの関心が高まる中で、廃棄衣料ゼロを目指す取り組みがあります。

プロジェクトの始まり

2010年に設立されたホープIWは、アパレルのOEM/ODMを中心に事業を展開してきましたが、コロナ禍による影響を受け、2020年には販売業績が大きく減少しました。しかし、持続可能なファッションへの関心が高まっていることから、ホープIWはリメイクやリデザインに事業をシフトし、環境に配慮した取り組みを強化していく決意を固めました。

さらに、近畿大学から開催された「課題解決型KINDAIビジコン」がきっかけとなり、選ばれた学生チームが「古着で作るApple Watchバンド」を提案し、そのアイデアが実際の商品化につながったのです。優勝したチームのアイデアは、古い服を新たな商品に生まれ変わらせるというもので、その哲学が今の時代に求められています。

商品の概要

今回先行販売されるApple Watchバンドは、レザー、デニム、チェックウールの三種類。レザーは栃木レザーの余り革を使用し、デニムは裾上げ作業から出る端切れを活用、チェック柄のウールは不要になったスワッチを取り入れています。このように、すべての素材には廃棄を減らす意図が明確に込められています。

近畿大学経営学部の布施教授は、「Z世代の個性を重んじる気持ちや、素材を無駄にしたくないという意識を反映した商品です」と語ります。また、ゼミ生の一人、細川さんは「Apple Watchを身に着ける楽しさを提供する、オンリーワンの商品」と述べています。

製品紹介とクラファンの参加方法

この新しいApple Watchバンドの先行販売は、Makuakeのプロジェクトページで行われています。プロジェクトでは、環境保護だけでなく、独自のデザインでファッション性も追求する商品として、多くの人に広く受け入れられることを目指しています。プロジェクトページは次のリンクからアクセスできます：Makuakeプロジェクトページ

この商品は、ただのファッションアイテムではなく、持続可能な選択肢を提供することによって、消費者と環境に優しい選択を促します。近畿大学の学生たちが関わったこの取り組みを応援し、ぜひサステナブルなファッションを楽しんでみてください！