新サービス「SCCloud 365 Enterprise」の誕生
株式会社ソフトクリエイトは、2025年3月28日より、中堅企業向けのITインフラサービス「SCCloud 365 Enterprise」の提供を開始します。このサービスは、現在の「SCCloud 365」(新名称として「SCCloud 365 Business」)に、セキュリティオペレーションセンター(SOC)サービスを追加し、さらにMicrosoft 365の基盤を採用したものです。この進化によって、中堅企業はAIを最大限に活用しつつ、安全に業務データを集約することができる環境が整います。
「SCCloud 365 Enterprise」開発の背景
中堅企業においては、限られたデジタル人材の中でAI活用を進め、業務の生産性を向上させる必要があります。そのためには、業務データの適切な集約と、それを守るためのセキュリティ強化が不可欠です。しかし、大手企業と違い、中堅企業は大規模な投資を行うことも難しいのが現実です。
そこでソフトクリエイトは、中堅企業でも負担を小さくしながら、“安心してAI活用できるIT基盤”を提供するために「SCCloud 365 Enterprise」を開発したのです。このサービスは、監視された環境の中でデータを集約し、AIを活用するための基盤を持つことで、業務の効率化と成長を加速させることが可能になります。
SCCloud 365 Enterprise の特徴
「SCCloud 365 Enterprise」は、以下のサービスを含むAll in Oneのパッケージとして提供されます:
1. Microsoft 365 E3(Microsoft Teamsを含む)
2. Security FREE for Microsoft 365
3. SCCloud SaaS Backup
4. Microsoft 365相談所
このサービスは、300名以上の規模を持つ企業にも対応可能で、データのバックアップや運用相談窓口も設けられており、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させることを目指しています。
提供価格とサービス内容
月額料金はユーザーあたり5,846円で、Microsoft 365 E3と同じ価格設定になっています。これにより、中堅企業はコストを抑えながら必要なサービスをパッケージで受け取ることが可能です。また、さらにAIの活用を進めたい企業向けには、Microsoft 365 Copilotの追加契約も用意されています。
セキュリティとサポートの強化
このサービスには、Microsoft 365のセキュリティアラートを専門家が監視する「Security FREE for Microsoft 365」の機能も含まれています。これによって、企業は自社のコア業務に集中できるようになり、サイバーリスクに対する不安を軽減することができます。
期待される業務の効率化
中堅企業が「SCCloud 365 Enterprise」を導入することで、安心・安全にデータを集約し、AIを活用した業務プロセスの効率化を進めることが期待されます。日本マイクロソフトの木村靖氏も、「このサービスの導入により、中堅企業のデジタルトランスフォーメーションが加速する」とのコメントを寄せています。
まとめ
日本全国の多数の企業にITサービスを提供しているソフトクリエイトが、今後も中堅企業のデジタル化をサポートしていくことは間違いありません。「SCCloud 365 Enterprise」は、AI活用の基盤を支える新たなサービスとして、今後の成功が期待されます。さあ、企業の未来を切り開く一歩を踏み出しましょう!