岡山大学「トンボの学校」
2024-08-25 17:49:31

岡山大学で子どもたちがトンボの生態を学ぶ「トンボの学校」が開催

岡山大学で開催された「トンボの学校」



2024年8月18日、国立大学法人岡山大学が工学部主催の公開講座「トンボの学校」を実施しました。このイベントには、小学生を含む親子83人が参加し、トンボの採集や生態学習を通じて自然への理解を深めました。

この講座は、岡山大学工学部の環境マネジメントコースに在籍する学生たちが運営しました。彼らは「誕生池生物多様性保全プロジェクト委員会」として、学内の環境保全活動に取り組んでいます。本講座は株式会社ウエスコ、公益財団法人岡山県環境保全事業団と連携し、環境省中国四国地方環境事務所および岡山市教育委員会の後援を受けて行われました。

参加者は、まずトンボ採集に挑戦しました。猛暑の中、子どもたちは講師の指導のもと、学内の水循環施設の周辺で様々なトンボを捕まえました。これにより、トンボの種類や特徴を学び、自然に触れる貴重な体験を得ることができました。その後は、環境理工棟内でトンボの生態についての講義が行われ、学びをさらに深めました。

イベントの中では、「レンジャーのトレジャー」や「顕微鏡で生きものを観察しよう!」など、幅広い企画展示も行われました。さらに、環境マネジメントコースの学生たちによる「世界に1枚だけのトンボポスターを作ろう!」の企画では、子どもたちが自身のトンボのイラストに色を塗り、オリジナリティ溢れるポスターを作成しました。このアクティビティでは、合作によって美しい芸術作品が誕生し、参加者たちは大いに楽しみました。

また、講座の最後には環境マネジメントコースの学生が用意した○×クイズが実施されました。クイズの内容は、岡山大学に関連するもので、参加者全員が正解し、拍手喝采を浴びる場面も。例えば、何気ない質問の中に岡山大学の特性が詰まっており、同大学の教育の一環として知識を深める機会を提供する内容となっていました。

岡山大学の環境マネジメントコースは、自然科学と生態学の観点から持続可能な地域社会の実現を目指しています。このような取り組みを通じて、工学的手法による生態系保全の重要性を若い世代に伝え、未来を担う人材を育成することを目指しています。

今回の公開講座は、岡山大学の教育理念を体現したものであり、今後も地域との連携を大切にしながら魅力的な学びの場を提供し続けることでしょう。岡山大学には多様な研究や活動があり、地域中核研究大学としての役割を果たしています。今後の展開にも注目が集まります。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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