2025大阪・関西万博に向けたヘルスケアパビリオンのユニフォームがデビュー

2024年10月13日、大阪ヘルスケアパビリオンアテンダントのユニフォームが公式に発表されました。このユニフォームは、株式会社髙島屋が手掛け、パビリオンのテーマである「REBORN」の理念を的確にデザインに反映させています。

ユニフォームのデザインとコンセプト

アテンダントユニフォームは、大阪ヘルスケアパビリオンの世界観を具現化した作品です。デザイナーの小出真人氏が手掛け、パビリオンロゴに描かれたタマゴと、大阪を象徴する水のイメージを基にした曲線的なフォルムが特徴です。さらに、ユニフォームのカラーは水や植物との調和を意識し、グラデーションで彩られています。

ボーダーレスな着用スタイル

このユニフォームは男女共用であり、年間を通じて季節を問わずに着用可能な仕様となっています。半袖のカットソー、長袖のカットソー、ベストなどのアイテムを自由に組み合わせることができるため、寒暖差に対応できる柔軟性があります。

サステイナブルな取り組み

ユニフォームは環境的配慮がされており、リサイクルを前提としたポリエステル素材が使用されています。万博終了後にはこれらの生地がリサイクルされ、新たな製品に生まれ変わる計画が立てられています。バイオミメティクス（生物模倣技術）を活用したこのアプローチは、持続可能な未来に向けた一歩として注目されています。

大阪ヘルスケアパビリオンの背景

大阪ヘルスケアパビリオンは、「人の生まれ変わり」と「新たな一歩を踏み出す」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで、夢洲で開催されます。この期間、124名のアテンダントが来館者を迎え入れ、大阪の魅力と活力を世界中に発信します。

アテンダントユニフォームの導入は、未来のためのデザインを形にするだけでなく、大阪のブランディングにも寄与する重要な要素となっています。ユニフォームのデザイン者である小出氏は、イタリアでの経験を経て、現在はサステイナブルなアプローチを重視したデザイン活動を行っています。

このユニフォームや大阪ヘルスケアパビリオンの取り組みは、次世代に向けた環境意識の高い社会の実現に向けた行動の一環と言えるでしょう。創造性と持続可能性を組み合わせ、大阪が新たな魅力を発信する姿に、ぜひ注目してほしいと思います。