工進と立命館大学の共同プロジェクトが始動
株式会社工進は、立命館大学経営学部と協力し、特に海外営業を志望する学生向けに新たな長期インターンシッププログラムの募集を開始しました。このプログラムは、2025年12月15日から2026年2月10日までの期間に第一期生を募集し、2026年4月から業務が始まります。
プログラムの背景
工進は、エンジンポンプのメーカーとして世界160カ国に展開しており、農業や土木、生活インフラ分野での重要な役割を果たしています。しかし、一般的には認知度が低く、若手人材の採用に苦労していました。そこで、立命館大学経営学部の事業継承塾が主催する「中小企業課題解決コンテスト」に参加し、学生たちの発表を基にしたプログラムを設計しました。このコンテストは、2025年4月に始まり、学生の声をもとにインターンシップを実現させるプロセスを重ねてきました。
長期インターンシップの特色
このインターンプログラムでは、学生は基本的に週1日の勤務から参加でき、負担を軽減しています。業務内容には、海外向けSNS運用や投稿制作、さらには韓国での展示会準備が含まれます。特に、インターン生一人に対して1名の担当営業がつくメンター制度があり、学生の成長を支援します。
最終的な目標は、海外での展示会に参加することです。これにより、学生は貴重な実務経験を積むとともに、モチベーションを維持しやすくなっています。
プログラム開発の経緯
このインターンプログラムが形成されるまで、以下のプロセスがありました:
- - 2025年4月:中小企業課題解決コンテストの開始
- - 2025年6月:海外向けSNS運用の制度設計をスタート
- - 2025年8月:学生がインターン生役として体験を始める
- - 2025年10月:体験や意見をもとに最終形へ整備
これらのステップにより、インターン生が実際に業務に参加し、学びや成長を実感できる構造が整えられています。
学生の声
「私たちはこのプログラムに参加することで、企業と学生の双方にメリットをもたらすインターンシップを実現したいと考えました。私自身の経験をもとに、企業にとっても利点があり、学生が無理なく成長できる環境を作ることができたと思います」と計画に参加した学生が語ります。
工進の企業情報
1948年に設立された工進は、「ポンプ一筋」を掲げ、数々の製品とサービスを提供してきました。現在も新たな価値を創造し続け、顧客のニーズに応えるべく挑戦し続けています。当社は100年企業を目指し、社会課題の解決や生活向上に貢献していく所存です。