岡山市の保護猫救済プロジェクト
岡山市北区に拠点を置く株式会社マルヤマが、猫伝染性腹膜炎(以下、FIP)との闘いを続ける保護猫のためにクラウドファンディングを開始しました。この取り組みは、8月1日から9月25日までの期間で行われ、多くの方々に支援を呼びかけています。
FIPとは?
猫伝染性腹膜炎は、猫にとって非常に致命的な病気です。この病気に感染すると、急速に症状が悪化し、高確率で命を落とす危険があります。幸いなことに、最近では未承認薬による治療が効果を示すケースもあり、その治療を受けることが可能です。ただし、治療にかかる費用は相当に高額であり、資金が限られている保護猫には大きな負担となります。
保護猫の実情
このプロジェクトの発端は、約4年前に迷子になっていた仔猫を保護したことにさかのぼります。愛情を持って育ててきたこの猫が、最近FIPの診断を受けたのです。保護者は、治療を受けるために最寄りの医療機関を調査し、県内唯一のFIPに対応している病院で治療を開始しました。治療には当初84日間が必要とされ、その期間を終えた後も検査の結果、完全には回復していないという現実に直面しました。
支援をお願いする理由
現在も治療は継続中ですが、治療にかかる医療費の負担が大きく、自己負担で進めてきたものの、限界が近づいています。そこで、クラウドファンディングを通じて広く支援を求めることを決意しました。このプロジェクトを通じて、少しでも多くの方に助けていただくことで、愛する猫の命を守るための道を開くことを目指しています。
プロジェクト概要とリターン
このプロジェクトは「助け合い」という名前のもとで、本日よりスタートしました。支援者には感謝のメールを送るという形で、金額に応じたお礼を考えています。具体的には、1,000円から始まり、金額が増えるごとにお礼のメールをお送りする仕組みです。
- - 1,000円:お礼のメール
- - 3,000円:お礼のメール
- - 5,000円:お礼のメール
- - 10,000円:お礼のメール
- - 30,000円:お礼のメール
- - 50,000円:お礼のメール
- - 100,000円:お礼のメール
- - 200,000円:お礼のメール
最後に
保護猫、そしてその背後にいる多くの動物たちの現状を知っていただきたいと思います。このプロジェクトを通じて、不幸な動物が少しでも減少し、明るく優しい社会が築かれることを願っています。支援の方法は、クラウドファンディングサイト「READYFOR」での寄付となります。皆さまのご協力を心よりお待ちしております。
クラウドファンディングページ:
READYFOR