須坂市動物園のDX支援
2024-08-26 09:34:25

GMOメイクショップが須坂市動物園のDX推進を支援し地域活性化へ

GMOメイクショップ、須坂市動物園のDX推進を支援



2024年8月26日、GMOメイクショップは長野県須坂市にある須坂市動物園のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向け、名古屋大学、中京大学、OpenFactoryと協定を締結しました。この取り組みは、各機関がそれぞれの専門性を生かし、動物園の集客力を強化し、ブランド価値を向上させることを目的としています。

背景



近年、多くの動物園が直面する課題として、来園者数の減少と収入の確保が挙げられます。日本の公立動物園は、運営費の約3分の1を入場料収入で賄い、残りを自治体が負担しています。このため、安定した自主財源を確保することが急務となっています。須坂市動物園も例外ではなく、2007年の約24万人の入園者数が2018年には約13万人と、減少が続いています。それに対する解決策として、GMOメイクショップと他の機関が協力し、DXの方向で進むことが求められました。

協定の目的



この協定の主な目的は、デジタル技術を駆使して動物園とそのファンとの良好な関係を確立し、動物園のブランド価値を高めながら新たな収益源の確保を図ることです。これにより、動物園の収益増加に寄与し、地域経済への活性化も期待されています。

五つの機関が連携して行うこの取り組みは、地域の持続的な発展と活性化を促進する先進的なモデルケースになることでしょう。

GMOメイクショップのEC・DX支援



GMOメイクショップは、2024年5月に香川県のDX戦略アドバイザーとして就任して以降、地方のEC・DX支援に力を入れています。須坂市動物園におけるDX推進にもECサイト構築サービス「makeshop byGMO」を提供し、OpenFactoryの「Printio」を活用したオリジナルグッズの販売をサポートします。

このオリジナルグッズは、須坂市のオープンデータを用いて制作され、動物園を訪れる人たちだけでなく、遠方に住むファンも購入可能です。このように、デジタル技術を活用することで新たな収益モデルが生まれ、動物園の持続可能性が高まります。

各機関の役割



  • - GMOメイクショップ: ECサイト構築サービス「makeshop byGMO」の提供と運営サポート
  • - 須坂市: 動物園事業の推進とオープンデータの提供
  • - 名古屋大学: データの活用によるビジネス機会の創出
  • - 中京大学: モノづくりオープンデータの活用
  • - OpenFactory: オリジナルグッズ制作とEC販売の支援

協定締結式


the協定締結にあたり、2024年9月19日には須坂市役所で披露式が行われる予定です。この場で、協定の概要説明や各機関の代表者からのコメント、今後の展望について発表される予定です。

まとめ



GMOメイクショップの支援により、須坂市動物園が抱える財政的な課題解決に向けた新たな道筋が示され、地域の発展に寄与することでしょう。デジタル技術を活用したこの取り組みが、どのような成果を生むのか、今後の動きに注目が集まります。


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会社情報

会社名
GMOインターネットグループ
住所
東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555

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