中部国際空港セントレアに「テレキューブ」が登場
株式会社ブイキューブは、2025年11月10日より中部国際空港セントレア第1ターミナルの国際線出発制限エリア内に、4人用の「多人数用可動式ブース」、通称「テレキューブ」を設置すると発表しました。これは国内初の試みであり、公共空間における多様な目的での利用を可能にする新たなサービスです。
テレキューブという新たな空間
テレキューブは最近のコロナ禍を背景に、プライベートワークスペースとして主に利用されてきました。しかし、アフターコロナの今、多様な利用ニーズが求められています。特に空港を利用する外国人旅行者やビジネスマンからは、散策の合間に一時的に休憩したり、服装を整えるためのプライベートなスペースが求められています。このニーズに応える形で、テレキューブが導入されることとなりました。
テレキューブの特徴
新設されるテレキューブの具体的な設置概要は以下の通りです:
- - サイズ:W2,000 × D1,600 × H2,350mm(約3.2㎡)
- - 設置場所:中部国際空港セントレア第1ターミナル 国際線出発制限エリア(12番ゲート付近)
主な利用例
- - 家族やグループでの出発前の休憩
- - リモート会議や打合せ
- - 小グループでの会話や軽作業
設備内容
- - テーブル1台、2人掛けソファ2脚
- - 電源(100V AC 2口)、USBポート完備
- - Wi-Fi利用可能
- - 消音仕様のドア、遮音パネルの導入
- - 防犯カメラ設置
便利な利用方法
利用に関しては、テレキューブサービスの公式予約サイトで予約し、開錠や決済などが行えます。また、即時利用の場合はブースに掲示されたQRコードを読み込み登録後に使用可能です。決済は各種クレジットカードに対応しており、料金は60分あたり2,640円(税込)という設定です。利用可能時間は空港の営業時間に準じるため、基本的には午前7時から午後9時までです。
ブイキューブのミッション
株式会社ブイキューブは1998年に設立され、ビジュアルコミュニケーションサービスのリーディングカンパニーとして、時代にフィットしたコミュニケーションの提供に努めています。「Evenな社会の実現」というミッションのもと、様々な社会課題の解決に貢献していることで知られています。今回のテレキューブの開設は、同社のビジョンを体現する取り組みの一つと言えるでしょう。
テレキューブは、新たな公共空間のモデルケースとなり、多くの人々に新しい体験を提供することが期待されています。中部国際空港での新たな利用スタイルに、ぜひご注目ください。