新たな学びの場:三菱ケミカルとキッザニアがタッグ
2026年2月26日、三菱ケミカル株式会社とキッザニアを運営するKCJ GROUP株式会社が共同で、オンラインで子どもたちが楽しみながら学べる新コンテンツ「化学メーカーの仕事~化学の力で素材をつくる~」の提供を開始します。この取り組みは、理科離れが進む現代社会において、子どもたちの科学への興味を引き出すことを目的としています。
理科離れの課題とその解決策
近年、子どもたちの「理科離れ」が深刻な問題となっています。文部科学省の調査によると、小学生の約80%が「理科の勉強が好き」と答えていますが、中学生になるとその数は60%に減少します。他の教科と比べても、理科への関心は低下しています。このような状況を受け、三菱ケミカルとKCJ GROUPは、子どもたちが「化学の力」を理解し、社会とのつながりを楽しみながら学ぶきっかけを提供することが重要であると考えました。
新コンテンツの内容
新しいコンテンツでは、子どもたちは「動画」「トレーニング」「ワークショップ」という三つのステップを通じて学びます。
1.
動画: 現役の化学素材研究者やエンジニアが自分の職場での仕事の内容や、化学素材が私たちの生活にどのように使われているかを紹介します。
2.
トレーニング: 子どもたちは化学素材研究者になりきり、実際の製品を開発する体験をします。ここでは、4種類の化学素材(イージーピール樹脂、食用乳化剤、光学用透明粘着シート、ガスバリア性樹脂)の特性を学び、実際に調合を行います。
3.
ワークショップ: 申込制のオンラインワークショップを通じて、実際の研究者と一緒に学ぶ機会が用意されます。
社会と子どもの未来を考える
三菱ケミカルの田邉大地さんは、このコンテンツを通じて、子どもたちが化学メーカーの役割や化学が社会に与える影響を理解し、自らの進路やキャリアを考えるきっかけになればと期待しています。また、KCJ GROUPの島袋賀旭さんも、エデュテインメントを通じて子どもたちが職業に興味を持ち、探究心を育む手助けをしたいと述べています。
まとめ
三菱ケミカルとキッザニアの新しい共同プロジェクトは、単なる学びの場ではなく、子どもたちの未来を切り開くための第一歩です。今後も、化学やその他の理系分野への興味を育むための取り組みが広がることを期待しています。子どもたちが楽しく学ぶ姿勢を持つことで、彼らの未来が明るくなることを願っています。