岡山大学技術職員が大阪でレジリエンス研修を受講し成長を目指す

岡山大学技術職員の成長を目指した研修参加

2025年11月5日と6日、岡山大学の技術職員である中村有里専門職員は、大阪大学コアファシリティ機構が主催する「レジリエンス・フォロワーシップ研修」に参加しました。この研修は、厳しい環境の中でも自分をうまくコントロールし、責任を持ってチームや組織全体のパフォーマンスを向上させる力を育むことが目的です。

レジリエンスとは

レジリエンスとは、困難やストレスに対してしなやかに乗り越える力のことです。中村専門職員は、この力を身につけることで、今後の職務においてより効果的に業務を遂行できると感じています。講師の吉田富士江教授が提供した研修内容は、参加者の業務に沿ったものであり、実践的かつ価値のあるものでした。

フォロワーシップの重要性

フォロワーシップは、上司やチームメンバーと良好な関係を築くために必要不可欠です。この研修では、参加者が自らの役割を理解し、チームの中でどのようにサポートし合うかを学びました。中村専門職員は、この経験が今後のキャリアにおいて非常に役立つと感じています。

大阪大学との交流

岡山大学と大阪大学の技術職員ネットワークは、2021年度からオンラインイベントを通じて交流を深めており、今回はその結果として研修に参加することができました。このようなコミュニケーションの場は、技術職員のプロフェッショナルとしての成長を促進します。

研修後の感想

中村専門職員は、研修の後に「レジリエンスもフォロワーシップも、仕事を進める上で非常に重要だと実感しました」と語りました。また、彼女は、学んだことを岡山大学内で共有し、さらに活用する意向を示しています。

組織の強化に向けて

佐藤法仁副理事・副学長は、研修の重要性を認識し、技術職員のスキル向上に貢献することを強調しました。中村専門職員の学びは、総合技術部での他の職員にも波及し、組織全体の力を強化することが期待されています。これからも岡山大学の技術職員が地域中核大学としての役割を担い、高度なスキルを持った人材へと成長していくことに注目が集まります。