経費精算システム「ハーモス経費」の新機能
経費精算業務の効率化は、企業にとって重要な課題の一つです。そんな中、イージーソフト株式会社が提供する経費精算システム「HRMOS(ハーモス)経費」は、2025年4月23日に新たに
複数の仕訳レイアウト出力機能 をリリースしました。これにより、企業や業務に応じた柔軟な仕訳出力が可能となり、経費精算のプロセスがさらに効率的に行えるようになります。
経費精算と会計システムの連携
経費精算システムを導入する際に、多くの企業が重視するのは「会計システムとのスムーズな連携」です。しかし、企業によって使用している会計システムやフォーマットが異なるため、仕訳連携の設定には多くの時間やコストがかかります。このため、外部の開発会社に依頼したり、社内のIT担当者に負担をかけたりすることが一般的です。
新機能の詳細
新たに追加された複数の仕訳レイアウト出力機能では、以下のような要件に対応できます。
ケース1:業務ごとの異なる仕訳ルール
例えば、「経費精算」と「受取請求書処理」では、連携先の会計システムが同じでも、仕訳ルールや受入フォーマットは異なります。この機能により、それぞれの業務に応じたレイアウトを設定し、対応した仕訳ファイルを出力することができます。
ケース2:業務種別によるデータ連携先の差
「経費精算」として処理した仕訳は会計システムへ、一方で「受取請求書」として処理した仕訳は別のシステムに連携する場合、この新機能が役立ちます。業務種別ごとに異なる連携先に合わせたレイアウトで出力のできる柔軟性が備わっています。
ケース3:グループ会社の多様性
例えば、複数のグループ会社が「ハーモス経費」の環境を共有しながらも、それぞれが異なる会計システムを利用している際も便利です。この場合、会社ごとに仕訳レイアウトを設定しておけば、それぞれの会計システムに受け入れ可能な仕訳ファイルを出力できます。
100以上の会計システムと連携
現在「ハーモス経費」は100種類以上の会計ソフト・システムとの連携実績を有しています。新機能を活用することで、出力行数や項目を自由にレイアウトできるほか、複雑な条件にも対応した仕訳データの出力が可能です。これにより、企業ごとの独自フォーマットにも簡単に対応できるようになりました。
今後の展望
ハーモス経費は、さらなる会計システム連携を強化し、単なる仕訳データの出力にとどまらない、企業の運用にフィットした出力の仕組みを提供していく考えです。これにより、月次決算や経理業務の精度向上、さらには業務負荷の軽減に貢献します。
経費精算の未来を考える
「ハーモス経費」への期待は高まる一方であり、企業の経費精算や請求書処理、ワークフローシステムとの連携のしやすさも求められています。今後もイージーソフト株式会社が進化を続け、さまざまなニーズに応えられるサービスを展開することが期待されます。
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