島原城で小児がん啓発
2024-09-03 15:01:23

小児がん啓発キャンペーンが島原城で開催される

9月は「世界小児がん啓発月間」。この期間中、島原市にある島原城で、七万石武将隊が特別な取り組みを行います。彼らは小児がんの啓発を目的としたゴールドリボンのバッジを身につけ、地域の人々に小児がんの理解を広める活動をしています。この啓発キャンペーンは、早稲田大学ビジネススクールの「企業経営と社会変革ゼミ」とNPO法人キャンサーネットジャパンとの共同企画で、子どもたちのがんに対する関心を高めることを目指しています。

「世界⼩児がん啓発⽉間」は、小児がんに関する認識を高め、患者とその家族への支援を促すための国際的なキャンペーンです。毎年9月には、多くの国々が参加し、名所をゴールドにライトアップするなど、その活動を視覚的に表現しています。国内でも、様々なチャリティーイベントが開催されており、地域の人々にこの重要な問題を知ってもらう機会ともなっています。

島原観光ビューローの協力を得て実施しているこのキャンペーンは、初めての試みではありません。2012年から小児がんの啓発活動を行ってきたWBSとCNJは、これまで多くの子どもたちやその家族に寄り添い、支援を行っています。特に、キャンサーネットジャパンは1991年の設立以来、がん患者が自らの意思で治療を受けられる環境を整えることを目指し、全国各地で啓発活動を展開しています。

小児がんは、15歳未満の子どもが罹患する様々なタイプのがんの総称で、毎年日本国内では約2,500人の診断例があります。最近の医療技術の進歩により、5年生存率と10年生存率は共に約80%に達しているものの、治療後には後遺症を抱えることもあり、社会全体の理解と支援が求められています。特に成長段階にある子どもたちにとっては、その支援が非常に重要です。

これに対する啓発活動の一環として、島原城の七万石武将隊がゴールドリボンのバッジを付けて小児がんの意義を訴えかけ、地域の人々にその理解を促す姿が見られます。また、このような活動を通じて、社会的な意識が高まることに期待が寄せられています。

今後も、小児がんに関する情報を発信し、患者やその家族の支援を行う重要性について考えていく必要があります。この期間中に、多くの人々が関心を持ってくれることを願っています。ぜひ、島原城を訪れて、七万石武将隊の活動を見守ってください。


画像1

会社情報

会社名
早稲田大学ビジネススクール 企業経営と社会変革ゼミ
住所
西早稲田1丁目21-2 19-2号館 早稲田大学鶴谷ゼミ
電話番号
080-1007-5425

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。