持続可能なファッションの未来を探る「グリーンフライデープロジェクト2025」とdigdigの役割
2025年11月28日から30日まで、東京のニュウマン高輪にて開催される「メルカリ グリーンフライデープロジェクト2025 〜リユースファッションパーク〜」には、ファッションフリマアプリを運営する株式会社digdigがパートナー企業として参加することが発表されました。本イベントは、持続可能なファッションの楽しみ方を提案することを目的としており、特に環境問題解決に貢献するための取り組みが注目されています。
山積する衣類廃棄問題
近年、日本では年間約48.5万トンもの衣類が廃棄され、その約9割は家庭から出ているという衝撃的なデータがあります。この現状を受けて、政府は2030年度までに家庭からの廃棄衣類を25%削減するという目標を掲げ、持続可能な消費が求められる中、メルカリもその一環として「プラネット・ポジティブ」の理念に基づくプロジェクトを行っています。
「グリーンフライデープロジェクト」はこの流れを受け、欧米で広がる「グリーンフライデー」のムーブメントに触発されてスタートしました。このイベントでは、服のリユースやリペア、アップサイクルなど、様々な方法で持続可能なファッションを提案・体験することができます。
2025年の特別な取り組み
今回のイベントでは、参加者が「捨てるをへらす」ためのアクションを通じて得られた成果を可視化するという新しい試みが行われます。会場内には、削減されたCO2相当量を表示する約9メートルの大型デジタルサイネージが設置され、参加者は自分たちの小さな行動が大きな変化をもたらすことを体感できます。
digdigの役割
digdigは、昨年の初開催時に大盛況だった物々交換ブース「Bring One Get One Free」にリユースアイテムを提供します。このブースでは、参加者が自宅に眠っている使える衣類を持参し、アパレル企業が提供するリユース品と交換できる仕組みです。これにより、不要な衣類が無駄に捨てられることなく、次の人の手へと渡ります。
さらに、digdig自体は使い捨て文化に挑むアプリとして設計されたもので、ユーザーは手間を省きつつ、自分の服を再利用する機会を得られます。これにより、年間最大2500万トンのCO2排出削減が期待されています。これは東京都の年間排出量の約40%に相当するとされています。
イベントの楽しみ
「メルカリ グリーンフライデープロジェクト2025」では、CO2削減を示す「Green Signal」、物々交換ブース、リユースショップ、修理・リメイクの相談ブースなど、多彩なコンテンツが用意されています。参加者は自分の行動が環境に与える影響を学び、持続可能なファッションについて考える良い機会となるでしょう。
イベントは11月28日から30日まで、ニュウマン高輪のSouth 2F ”+Base 1”で開催されます。持続可能な未来を考え、ファッションを楽しむ場として、是非多くの方に訪れていただきたいです。
開催概要
- - 主催: 株式会社メルカリ
- - 開催場所: ニュウマン高輪 South 2F ”+Base 1”
- - アクセス: 東京都港区高輪2丁目21-2
JR「高輪ゲートウェイ駅」から徒歩1分、都営浅草線「泉岳寺駅」からも徒歩圏内。
このプロジェクトは、持続可能なファッションを楽しむと同時に、地球環境への配慮を促進する重要なイベントです。digdigとともに、新たなファッションの形を探求していきましょう。