子育て拠点スタート
2019-11-13 14:47:39

豊田市で子育て支援拠点「みんなのお勝手さん」開設へ向けたプロジェクト始動

愛知県豊田市金谷町にて、多世代が集まり、共に子育てをする新しい拠点「みんなのお勝手さん」のプロジェクトが始まりました。当プロジェクトの代表を務める井出敏一が率いるこの取り組みは、地域の絆を深めるための重要なステップと言えるでしょう。

この地域は自動車関連企業の影響で若い世代が増加している一方、長年住み続けている住民との接点が少なく、地域コミュニティの希薄化が課題とされています。特に、未就学児童への虐待やネグレクトといった問題が潜在的に見えにくくなることで、子どもたちの安全が脅かされることもあるのです。この状況を改善するために、「みんなのお勝手さん」が設置されることとなりました。

「みんなのお勝手さん」は、住民が集まる居場所であり、地域全体で子育てを支えるシステムを目指しています。この施設は、日本の古き良き伝統を現代のニーズに合わせて再構築し、地域の子どもたちが安全に過ごせる環境を提供します。具体的には、地域材を活用したログハウスを建て、併せて防災拠点としての機能も持つ、最新のV2H(Vehicle to Home)システムを導入します。これにより、電気自動車に蓄えた電力を家庭用に活用することで、地域の防災対策も強化されます。

また、このプロジェクトは「READYFOR SDGs×中部電力」の取り組みにも採択されており、地域の特色を活かした支援活動として注目されています。特に、目標金額の50%である155万円まで集まれば、同額のマッチング寄付が提供され、資金がより確保される仕組みも整っています。この資金は、ログハウスの建設や充電設備の設置に充てられる予定です。

クラウドファンディングは、目標金額310万円のうち155万円を集めるために実施されており、必要な金額に達しなければ支援金を受け取ることができないオールオアナッシング方式が採用されています。この取り組みは、地域住民だけでなく、広くサポーターを集めて共同で子育てを支え合う重要な活動となっています。公開期間は2019年11月13日から12月26日までの予定で、気になる方はぜひプロジェクトページを訪れてみてください。

中部電力株式会社からも応援のコメントが寄せられており、「まちの木工職人との交流を通じて地域に新たなコミュニケーションの場を生み出すことは、大変意義ある取り組みです。間伐材の有効利用は、森林保護にも繋がるとの期待も寄せられています。」と述べています。

「みんなのお勝手さん」は、地域に根付いた子育て支援の拠点を目指すとともに、世代を超えた交流の場として、愛知県豊田市の未来を明るく照らす光となることでしょう。

会社情報

会社名
みんなのお勝手さん
住所
愛知県豊田市金谷町1-40
電話番号
090-1506-0017

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