歴史と職人技が融合した贈答用栗蒸し羊羹「万羊羹」登場!
日本の伝統文化が織りなす和菓子の世界に、新たな逸品が登場します。それが、茨城県の最高峰の栗「飯沼栗」を使用した栗蒸し羊羹「万羊羹」です。クラウドファンディングプラットフォームのCAMPFIREにて、早くも話題を集めています。
栗と人々の関わりの歴史
「三栗の那賀に向へる曝井の絶えず通はむそこに妻もが」という万葉集の一曲。この歌が示すように、奈良時代から茨城県には栗が根ざしており、当地の栗が人々の生活に深く関わっていたことが伺えます。栗は一つの毬の中に三つの実を持つ種類が一般的ですが、万羊羹で使用される飯沼栗は、ただ一つの実が特大で、現代の新しい栗の形を象徴しています。
飯沼栗の希少性と魅力
飯沼栗は、「一毬一果」という特性を持っており、一つの毬に大きな栗を一つだけ実らせるのが特徴です。この栗は茨城でも特に評価されている逸品で、万羊羹にはこの飯沼栗が贅沢に使われています。収穫されたばかりの栗は、2週間以上の熟成を経て、その自然な甘さが引き出されます。
また、万羊羹は甘さが際立つだけでなく、独自の食感も重視されています。北海道の十勝産小豆と調和させるために、特に注意深く製造され、5日間の熟成を行うことで、口の中で溶けるような心地よい食感を実現しています。まさに、和菓子の真髄が集約された一品です。
風月堂の職人技
一般的に、栗蒸し羊羹は賞味期限が約10日前後と短いため、贈答用としては難しいという声がありました。しかし、万羊羹はその限界を超え、特殊な真空パック技術を用いることで賞味期限を1ヶ月に延ばしました。
これにより、大切な方への贈り物として安心して選ばれる製品となり、万葉の昔から続く伝統と現代の技術が組み合わさっています。
万羊羹は、ただの和菓子ではありません。それは、歴史と技術、そして贈る相手への思いが詰まった食文化の象徴です。
プロジェクト情報
万羊羹のクラウドファンディングは、2021年11月30日から12月10日までの期間で行われています。リターン種類には、早割や法人割引などが用意されています。興味のある方は、ぜひCAMPFIREのプロジェクトページを訪れてみてください。
万羊羹のプロジェクトページはこちら
まとめ
「万羊羹」は、日本の歴史や伝統と、現代の技術とが一体となった特別な和菓子です。ぜひ、栗と人々の関わりの歴史を感じながら、その美味しさを体験してみてください。
万葉の時代からの想いが、とけあった美味しさを心ゆくまで楽しむことができるでしょう。