1349年創業、和菓子の老舗塩瀬総本家
2024年10月8日、創業674年を誇る和菓子の老舗「塩瀬総本家」が新たに「銀座はちみつ羊羹」の販売を開始します。今回のはちみつ羊羹は、銀座ミツバチプロジェクトとのコラボレーションにより実現しました。塩瀬総本家は、江戸時代から続く伝統的な製法を大切にし、新しい形の和菓子に挑戦してきました。
銀座はちみつ羊羹の魅力
この新作の羊羹は、特に銀座のはちみつをたっぷりと使用しているのが特徴です。銀座の街で働くミツバチたちが集めた甘いはちみつが、羊羹に独特の風味を与えています。材料の一つである糸寒天は、昔ながらの製法で作られた高品質なものを使用し、その食感と味わいは伝統的な江戸前羊羹そのものです。
みつばちと街の関係
このプロジェクトは、2006年に銀座の周辺で働く有志たちがビルの屋上でみつばちを飼うことで始まりました。都市部で養蜂を行うことは多くの挑戦が伴いながらも、多くの人々と自然が繋がる活動として広がっています。現在では、国内外から1.8万人以上の人々がこのプロジェクトに参加しています。みつばちがもたらす花や緑は街を美しくし、またその蜜は多様な命を育む重要な役割を果たしています。
塩瀬総本家の歴史
塩瀬総本家は、初代の林浄因が1349年に日本に来てから、日本で初めて甘い小豆餡と饅頭を作り出しました。以来、塩瀬の和菓子は多くの人々に愛され、時代を超えて宮中に献上される品々として名を馳せてきました。偉人たちも塩瀬の製品を好み、彼らの人生に寄り添い続けてきたのです。
正統な製法と現代の融合
「銀座はちみつ羊羹」は、まさにこの塩瀬の伝統を受け継ぎつつも、新しい時代に合わせた形で表現されています。はちみつの豊かな風味が口いっぱいに広がり、一口食べるとその特別さを感じ取ることができます。さらに、かわいらしい蜂の巣を模したパッケージデザインは視覚的にも楽しませてくれます。
商品情報と販売場所
「銀座はちみつ羊羹」は、塩瀬のオンラインショップや、築地本店、松屋銀座店、日本橋三越店、高島屋東京店などでお求めいただけます。また、銀座周辺のセブンイレブンでも一部取り扱われています。公式サイトからの購入が最も便利です。
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まとめ
塩瀬総本家の「銀座はちみつ羊羹」は、歴史ある和菓子の魅力と現代の都市環境に根ざした自然との調和を感じることができる特別な一品です。ぜひ、その味わいを堪能してみてください。塩瀬の和菓子の新たな一ページを、一緒に楽しみましょう。