ドバイ進出をサポートする新商業拠点『JAPAN HUB』
株式会社キレイコムが、アラブ首長国連邦のドバイに本社を置くWORK AND FUN GLOBAL TRADING CO.L.L.C(WAFG)と提携し、日系企業がドバイに進出するための新たな拠点を設立します。このプロジェクトでは、世界最大級のアウトレットモール内に「JAPAN HUB」として知られる店舗を開設し、2025年2月を予定しています。このショッピングサイトでは、日本の製品や文化を広めることを目指し、幅広い商品カテゴリーに対応した商品を取り揃えます。
ショップの概要
「JAPAN HUB」は、食品から美容品、キャンプ用品、ファッション、伝統文化、電化製品に至るまで、多岐にわたる商品を提供し、オンラインとオフラインをつなぐハイブリッド型のショッピング体験を実現します。これにより、現地の消費者が直接購入できるだけでなく、オンラインでのリピート購入も可能です。
出品手続きはキレイコムとWAFGがワンストップでサポートし、全ての取引は日本国内で完結します。これにより、安心して商品の取り扱いができる環境を提供します。
文化体験と情報提供
「JAPAN HUB」では、日本の魅力を現地の消費者に伝えることを重視しています。食品や美容品だけでなく、日本の伝統文化や工芸品、さらには旅行に関する情報まで多岐にわたるサポートが行われます。店舗内にはインフォメーションセンターも設け、日本への旅行パッケージを販売し、観光需要を活性化することを目指します。
また、店舗内で開催される体験型イベントは、日本のイベントや文化をテーマにしたものが予定されており、単なるショッピングの枠を超えて、文化交流の場としても機能します。
ドバイの魅力
ドバイは国際的なビジネスと観光のハブとして知られ、特に日本企業にとっては新たな開発の機会が広がっている市場です。ドバイ首長国は、投資と開発が活発で、多様なニーズが存在します。高い経済成長を見込める地域であり、日本企業が進出する際の市場としては理想的な環境と言えるでしょう。
ドバイ・アウトレット・モールの役割
『JAPAN HUB』が拠点を構えるドバイ・アウトレット・モールは、世界的に有名な複合企業であるAl Ahli Holding Groupが運営しています。このモールは550,000平方メートルの広さを持ち、700以上のブランドが出店し、年間1,100万人以上の訪問者を迎え入れています。このような巨大な商業施設内に新たなショップを設けることで、高い集客力を見込むことができます。
まとめ
未来のビジネス市場として注目されるドバイで、日本の文化や製品を発信する拠点となる『JAPAN HUB』の開設は、日系企業にとって大きなチャンスとなることでしょう。キレイコムとWAFGの提携は、これまでにないビジネスモデルを提案し、異文化交流の場を提供する新たな一歩となることを期待しています。